「このスイングは違った」大谷翔平の5試合ぶり16号本塁打に米記者感嘆!「打席で苦戦していたが」
ドジャースの大谷翔平は6月11日(日本時間12日)、本拠地で行われたレンジャース戦に「2番・DH」でスタメン出場。6回裏の第4打席、一死一塁の場面で5試合ぶりとなる16号2ラン本塁打を放った。 【動画】大谷翔平が16号アーチ!快音を残して右中間席へ一直線! 大谷らしい、強烈な一発だった。7-1とリードした6回裏。3番手右腕のグラント・アンダーソンが投じた6球目の速球を振り抜くと、打球は右中間スタンドへ一直線。打球速度114.2マイル(約184キロ)、飛距離433フィート(約132メートル)を計測した一発に、本拠地のファンは大きな歓声を送った。 大谷の本塁打について、米メディア『MLB.com』のサラ・ラングス記者は自身のXに「ショウヘイ 時速114.2マイル」と投稿し、「2019年に入ってから、114マイル以上のホームランを24本打った。同じ期間にそれ以上の記録を持っているのはジャンカルロ・スタントン(ヤンキース・29本)のみである」と伝えた。 大谷は2021年と23年の6月に月間MVPを受賞している。しかし、今季の6月は試合前時点で34打数7安打、打率.206、1本塁打、3打点と苦戦していた。 そんな状況の中で生まれた一発に、米メディア『MLB.com』のフアン・トリビオ記者は自身のXに「ショウヘイ・オオタニは打席で苦戦していた。しかし、このスイングは違った」と投稿した。 大谷が本塁打を放った後、フレディ・フリーマン、テオスカー・ヘルナンデス、ジェーソン・ヘイワードにも一発が生まれ、6回だけで4本塁打7得点と打線が大爆発。試合も15-2で大勝した。 この日の一発で、ナ・リーグの本塁打部門トップのマルセル・オズナ(ブレーブス)に2本差まで迫った大谷。本塁打王争いからも目が離せない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]