「いかにも成金でしょ?」にしたんクリニック・西村誠司、30億の豪邸が“金だらけ”の理由
「イモトのWiFi」「にしたんクリニック」、不妊治療の「にしたんARTクリニック」などさまざまな事業を手掛けるエクスコムグローバル代表取締役社長・西村誠司氏。25歳で起業し、現在は個人純資産300億円といわれる西村氏は、いかにして成功したのか!? 渋谷の一等地に完成した豪華絢爛な住宅で、その半生を語るインタビュー第3回。なぜここまで派手な家をつくり、メディアに公開しまくるのか、その理由に迫る。 【写真12点】西村氏の邸宅、全貌を公開
金のシャンデリアに金の滑り台! まさに「成金趣味」の邸宅
渋谷にある西村邸、軒先に植えられた2本で7000万円超えの樹木をわき目に、室内へと進む。 玄関を入った先、現れる巨大な扉が開けば、そこには金色のシャンデリアが燦然と輝く応接室が。巨大なワインセラーにはアルマン・ド・ブリニャックのシャンパンがずらっと並び、庭先には清らかな水が湛えられている。 「上の階にも行ってみてください」 今度はそう案内されエレベーターに乗り込む。その内部もまた豪華絢爛な金色で、ここが渋谷区の一個人の住宅であることがにわかには信じ難くなってくる。 たどり着いた屋上には、渋谷の街を一望できるインフィニティプール、サウナ、さらに炭酸泉の温浴スペースも。プールの横にはこれまた黄金に輝く巨大滑り台が鎮座。ここからインフィニティプールに滑り込めば、まるで渋谷の街にダイブするような感覚になるのだろう。ちなみにこの滑り台だけで4000万円かかったという。 「いかにも、成金趣味でしょう?」 西村氏はそう、こちらを挑発するように笑った。 西村邸はインテリアも空間もすべてスタイリッシュで、5つ星ホテル内にいるような感覚になる場所だ。しかし、いたるところに散りばめられた金のモチーフがあまりに眩すぎて、その「成金趣味」という言葉に頷かざるを得ない。 「もちろん、わかってやっているんです。ステレオタイプの、いかにも・・・・な成金。そういう存在ってよくも悪くも目立つでしょう。『金の〇〇』ってすごくキャッチーだし、わかりやすい。こうやってメディアにも取り上げてもらえますから(笑)。 『にしたんクリニックの社長の家はヤバイ』とか『にしたんクリニックの人の家には金の滑り台がある』とか、なんでもいいからとにかく、人に知ってもらうこと。それこそがマーケディングにおいて一番大事なことだと思っているんです」