旧門司駅関連遺構 予定通り取り壊し工事始まる
九州朝日放送
北九州市の複合公共施設建設予定地で見つかった旧門司駅の関連遺構を取り壊す造成工事が始まりました。 北九州市は機関車庫の基礎部分の一部をそのまま残し、また当時の土木工事を顕著に示した部分を取り出して施設内に展示するなどの方策を発表しています。 北九州市都市戦略局・一瀬修志課長は「施設の老朽化が非常に進んでいて一日でも早く施設完成を目指していきたい」と話しました。 これに対し日本イコモス国内委員会は、本質的に価値のある部分が保存されないなどとして25日、市に対して保存方策の再検討を要請する文書を提出していました。 市は、予定通り工事を進め、今年度中に造成工事を終えるとしています。
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