打者心理学び「マウンドで余裕と自信を」巨人・大勢、侍で共闘司令塔との再会心待ち
巨人の大勢投手（２５）が７日、侍ジャパンでバッテリーを組んだ甲斐拓也捕手（３２）から学びを得て投球に生かすことを誓った。Ｇ球場で自主トレを公開した右腕は「甲斐さんに打者の見方とかを教えていただきたい」と、ＦＡで加入する捕手との再会を待ちわびた。 新たな仲間から学ぶ。２２年の侍ジャパンで初めてバッテリーを組んだ時に甲斐から「『お前の直球が今まで受けた中で一番すごい』って言われて本当にうれしかった」と振り返る。さらに「データもすごい取られていますし、対打者のことを教えてもらえばよりマウンドで余裕と自信を持って投げられる」と、頼りにし、力を借りるつもりだ。 昨年はシーズン後の「プレミア１２」も出場。コーチ陣と相談し、今オフは休息を取りながらトレーニングを中心にし、２月１５日から始まる那覇キャンプで全開で投げられるように調整を重ねている。この日は菅野が移籍したオリオールズの帽子をかぶりキャッチボールなどを行った。５日に行われた菅野を囲む食事会では「ジャイアンツを任せた」と先輩右腕から声をかけられた。「投手陣で一つになって、菅野さんにもいい報告ができるようにしたい」。仲間と手を取り合い、最高の瞬間を手に入れる。（水上 智恵）
報知新聞社
