すでに猛暑日を記録!一方、夏に気になる冷房の冷え。我慢していると冷房病になってしまうことも。冷房対策に有効なアイテムは?
これからの時期、冷房による冷えには気をつけたいものです。自宅であれば自分にとって最も快適な温度に調節することができますが、オフィスや公共施設、電車などではそうもいきません。冷房で体が冷えると、だるさや頭痛、腹痛などの症状が表れる「冷房病」になることもあります。この記事では、冷房で体を冷やさないためのアイテムをご紹介します。 【写真】体を温めるのにおすすめの飲み物は? * * * * * * * ◆対策その1「体温を逃さない」 冷房が利いている場所ではなるべく肌の露出を控え、体温を逃さないようにしましょう。 ・羽織物 カーディガンやストールがあれば、露出した腕をカバーできます。 特に冷房が苦手な人にはダウンジャケットがおすすめです。小さく畳めるタイプのものであれば、バッグに入れて持ち運べます。 ・ひざ掛け 冷たい空気は下にたまるため、ひざ掛けで下半身を保温すれば足元からの冷えを防げます。オフィスや劇場など、冷房の利いた場所に長時間滞在するときにおすすめです。 サイズが小さいものならバッグに入れて持ち運びができます。 ・腹巻き 冷えでお腹を壊しやすい人は、腹巻きでお腹回りを保温しましょう。 カイロを入れられるポケット付きのものや、夏でも快適な薄手のもの・さらっとした生地のものなどが販売されています。 ・ネックウォーマー/アームウォーマー/レッグウォーマー 肌の露出をカバーし、冷房の風を防いでくれます。 肌に優しい素材のものや蒸れにくいもの、より保温性の高い裏起毛のものなどさまざまな種類がありますので、好みに合わせて選んでみてください。 ・マスク 顔が覆われることで保温されます。冷房による顔や喉の乾燥を防げるのもメリットです。
◆対策その2「体を温める」 ・温かい飲み物 内臓を温めて、体が芯から冷えるのを防ぎます。生姜湯やルイボスティーなど、血行を良くする成分を含む飲み物だとより効果的です。 また、保温性の高い水筒に入れれば、外出先でも手軽に温かい飲み物を楽しめます。 ・カイロ お腹や腰に貼れば内臓を温められます。足元からの冷えが気になる人は足用カイロで対策するとよいでしょう。 冬に使うような一般的なカイロでもよいのですが、夏に使う場合は薄着でも目立たない薄手のカイロや低温のカイロ、冷房対策用のカイロもおすすめです。
「婦人公論.jp」編集部