最終予選で2試合連続クリーンシートも敵地でのサウジアラビア戦に警戒を示す鈴木彩艶「全く別物になると予想している」|日本代表
【サッカー日本代表 最新ニュース】日本代表は8日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第3戦・サウジアラビア戦に向けたトレーニングを実施。練習後、鈴木彩艶が囲み取材に対応し、今回の試合に向けた思いを語った。
9月にアジア最終予選が開幕した中、守護神としてゴールの前に立ち塞がっているのが鈴木だ。初戦の中国戦で7-0の大勝に貢献すると、第2戦のバーレーン戦も敵地で無失点を継続。2試合連続でクリーンシートを達成し、守備陣を支える一人となっている。 ここまで無失点を継続できている理由について鈴木は、「とにかくディフェンス陣が体を張ってくれているところ」と主張。その上で、次のサウジアラビア戦は「全く別物になるというふうに自分は予想している。そういうところは想定しながら準備したい」と語り、強敵との対戦に向けて気を引き締めている。 サウジアラビアは2試合を終えて1勝1分と苦しい戦いが続いているが、「カウンターの速さ、あとはゴール前に人数をかけてくるところがある。カウンターの準備もそうだし、クロス対応のところだったり、出る、出ないの判断だったり、そういったところは準備していきたい」と警戒を口に。「あとは逆に攻撃の部分で相手が結構、前から来ることを予想しているので、そこに自分たちのサッカーをトライしながらもリスク考えながらプレーすることが大事だと思います」と試合に向けた考えを明かしている。 今夏にイタリアに渡って以降、新天地でプレーを続けることで「一つ言えることはシュートのスピード、パワーのところが違うと感じる」と新たな刺激を受けている鈴木。さらなる成長を遂げる中、サウジアラビア戦でも日本の守護神として見事なパフォーマンスを披露することを期待したいところだ。