新幹線で靴を脱ぐのはマナー違反? 注意したいのは「臭い」と「足の置き場所」
旅行や帰省、出張などさまざまなシーンで利用される新幹線。ネット上では、新幹線で靴を脱ぐことについて賛否の声が上がっている。賛成派、否定派それぞれの意見を見ていこう。 ●新幹線で靴を脱ぐのはアリ? それともナシ? 新幹線の移動は長時間になることが多いため、リラックスするために新幹線で靴を脱ぐという人は少なくない。「足が蒸れて気持ち悪いから」「狭い状態で靴を履き続けるのは辛い」といった理由が多いようだが、特にスーツを着用するサラリーマンからは「革靴を長時間履いてるのはかなりきついから脱ぎたい」という声が見られる。 靴を脱ぐ人も少なくない中、その一方で「絶対に反対!」という声も強い。「あの狭い距離で、隣の人が靴を脱いでいたら普通に嫌」「知らない人の裸足がすぐそばにある状況は嫌だな」などの声が。特に足という部位だけに、「絶対に臭わないって自信があるなら良いけど」「臭くない人ならOK。臭う可能性があるならNG。周りを不快にさせるし、指摘もしづらい」など、臭いを気にする人が多いようだ。 靴を脱いだ足をどこに置くかについても、「靴を脱いだ状態で、前の座席の壁際にねじこむように足をあげている人を見たことがある」という声もあった。前の席に座っている人からすれば、近くに他人の足があることは気持ちの良いものではないだろう。 新幹線によく乗車する人からは、「靴を脱いだ時用にスリッパを持っていく」「いつも楽なスリッパに履き替えてるよ」という声も上がっている。なお新幹線に限らず、靴脱ぎ問題は飛行機でも見られるようだ。 もしも靴を脱ぐとしても、臭い対策や履き替えるスリッパを用意するなど、周囲を不快にさせない対策は必須かもしれない。(フリーライター・井原亘) ■Profile 井原亘 元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている