【40代・50代におすすめ】顔ピラティスで、落ちてくる頭の骨を整えて、おでこ&眉間のシワを改善
目のまわりのたるみ、ほうれい線に口角の垂れ下がり…。年齢を重ねるごとに増す肌悩み。そんな“ドンヨリ顔”の改善に効果的なのが顔ピラティスだ。バルセロナ在住でInstagramやYouTubeのレッスンが大人気のNORIKOさんが、40代、50代にスペシャルエクササイズを伝授! 連載2回目は「おでこや眉間のシワ」対策。
おでこのシワは前頭筋の“頑張りすぎ”が原因!
「前回は、大人のドンヨリ顔の原因は、頭頂部と眼窩(がんか)・鼻の間をつなぐおでこの骨・前頭骨が、加齢による縮小や、重力、うつむき姿勢によって前に落ちてくることから起こる、というお話をしました。さらにおでこのシワは、この前頭骨の下にある前頭筋がこわばることからできてしまうんです」と、NORIKOさん。 「前頭骨が落ちてくると、その下にある目のまわりの筋肉、眼輪筋の位置も下がり、目があけづらくなってきます。そうすると無意識のうちに、前頭骨の上にある前頭筋が、おでこ全体を持ち上げて目を見開こうとして、収縮し、シワができます。おでこの骨を引き上げながら、上にある前頭筋が縮こまっているのを緩めてあげましょう」
<おでこのしわエクササイズ・1>
1.画像では標本を持っているが、自分でやる場合は、片手を後頭部に当て、頭全体を支える。もう片方の手のひらで、正面は眉間の少し下、横はこめかみの手前までの前頭骨を包み込む。肩の力を抜き、あごを引く。 2.前頭骨に当てた手のひらをゆっくりと、①眉間の少し下、②おでこの真ん中、③おでこの生え際と、3つの位置でそれぞれ5~10秒ほど優しく圧をかけながら、頭頂部に向けてゆっくりとスライドさせていく。手は皮膚に密着させ、肌はこすらない。「気持ちいい」と感じられるくらいの強さがベスト。自分を労るような感覚で。
<おでこのしわエクササイズ・2>
片手をおでこの生え際まで持ち上げ、前頭骨を引き上げたら、そのまま目線だけをゆっくりと下に落とす。このときも、もう片方の手は、後頭部で支えておくこと。前頭骨を頭頂部へ引き上げたのち、筋肉を下に伸ばす動きで、前頭筋のこわばりがリリースされていくのがわかるはず。