川合俊一会長「パリ五輪で成し遂げられなかったメダル獲得を」 男子代表新監督内定のロラン・ティリ氏に期待
日本バレーボール協会は25日、都内で理事会を開き、男子日本代表の次期監督に、2021年東京五輪でフランス代表監督として金メダルに導いたロラン・ティリ氏(現大阪B監督)の就任内定を発表した。フィリップ・ブラン前監督は2大会連続8強入りしたパリ五輪後に退任していた。 日本協会の川合俊一会長は「パリ2024オリンピックで成し遂げられなかったメダル獲得という目標に向かい、ともに進んでまいります」と期待した。これまで新監督について「パリ五輪以上の成績を収めてくれる方が第一。もう一つは(トップの下の)B代表やアンダー世代を強化することも考えてくれる方。この2点が一番の選考基準になった」と決め手を語っていた。 川合会長のコメント全文は以下の通り。 「素晴らしい実績と確かな指導力を持つロラン・ティリ氏に男子日本代表チームの監督を引き受けていただけることになり感謝いたします。ティリ氏は長年フランス代表チームを率い、2015年、17年ワールドリーグ優勝、東京2020オリンピックではフランスに初の金メダルをもたらしました。日本のクラブチームでも指揮を執り、常に優勝争いをする実力あるチームを作り上げてきました。日本の選手やチームの特徴、文化への深い理解が、日本代表の力をさらに引き上げてくれると期待しています。パリ2024オリンピックで成し遂げられなかったメダル獲得という目標に向かい、ともに進んでまいります」
報知新聞社