【動画解説】火曜も雷雨に注意 梅雨は足踏み 本格的な雨のシーズンは来週以降か
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東日本や北日本では大気の状態が非常に不安定になっています。きょう3日(月)の夕方は関東の内陸部を中心に激しい雷雨のおそれがあり、あす4日(火)も東日本から東北は天気の急変に注意が必要です。その後は晴れる日が多く、梅雨入りは足踏み状態になりそうです。
きょう3日(月)は北日本や東日本を中心に所々、活発な雨雲がわいており、強い雨の降っている所があります。夕方の発雷確率をみると、東日本の内陸部で特に高く、晴れていても天気が急変するおそれがあります。きのうのような急な激しい雨や雷雨になる所もありますので、落雷、突風、ひょう、道路の冠水や河川の増水、氾濫、土砂災害などにも注意が必要です。 あす4日(火)も東日本や北日本では不安定な天気が続く見込みです。東日本から東北にかけては発雷確率が高く、あすも急な激しい雨や雷雨のおそれがあります。
このような雷雨から身を守るためには、そのサインを見逃さないことが大切です。雷をもたらす積乱雲が近づくサインは、雷の音が聞こえてくたり、真っ黒い雲が近づいてきたり、急に冷たい風が吹いてきた時などです。このような状況に遭遇した場合には、ただちに安全な場所に避難するようにしてください。
あさって(水)以降は晴れマークが多く、すぐに梅雨入りするような地域はなさそうです。晴れて気温が上がりますので、熱中症に注意が必要となります。ただ、9日(日)以降は雨マークが増えてくるので、このあたりで梅雨入りする所がでてくるかもしれません。いずれにしても6月に入りましたので、大雨シーズンです。梅雨入りしてもしていなくても、備えは早めにするようにお願いします。 (気象予報士・多胡安那)