【佐世保競輪(モーニング)FⅡ】7人全員に見せ場があった激闘はライン3番手の大窪輝之が制して30万車券
<28日・佐世保競輪・2日目> 「3対3」の2分戦で行われた2日目3Rは、1~3着が「3番手、3番手、単騎」の決着で、3連単は30万3220円のビッグ配当(205番人気)が飛び出した。 7人全員に見せ場があった激闘だった。佐藤康恭のカマシが単騎になると、中園朋亨がアシストして荘田竜斗を番手に迎え入れる。そこでスピードが緩むと、佐藤に離れた會田正一が意地で番手まで追い上げて荘田と並走。小林宏年は會田追走からそのまま外を踏んで1着の展開だった。だが、中園後位から小林に切り替えていた大窪輝之が強襲。500勝リーチの田村光昭は最後方から一番時計(12秒5)で捲り追い込み気味に伸ばして3着に突っ込んだ。 強めの雨が降る中での乱戦に、大窪は「(1着まで)抜けました?」と半信半疑で報道陣に確認すると「雨で視界不良だったし、あそこまで伸びるとは思わなかった」とびっくりした表情を見せていた。