MonsterZ MATEにグラドル麻倉瑞季のガチ相談「オタク口調になっちゃうんです…」
◇麻倉瑞季がガチでMonsterZ MATEに相談 コーサカ:さっき、麻倉さんが「喋りが上手になりたい」と言ってましたよね? 俺の友達の配信者でも喋りがコンプレックスのやつがいて、そいつは練習したと言ってました。自分で喋っているのを録音して、声の出し方、早い・遅いを練習したらしい。この話、俺は衝撃だったんです、喋りを練習するって概念がなかったから。 麻倉:それはできる人の意見ですよね(笑)。 コーサカ:うん。でも“たしかにそうだよな、トークが技術だとすると、練習は必要か”って納得したんです。麻倉さんはどういう自分を理想としているんですか? 麻倉:……って問われたときに、サッと答えられる自分。一回、頭の中で構築しちゃうんですよ。ギャルみたいに、すぐ答えられる自分になりたい。 アンジョー:なるほど、でも良し悪しありそうですね。 コーサカ:やめたほうがいい。俊敏に答えられないってのは、思慮深いってことですよ。ギャルも思慮深くないわけじゃないけど、人からどう思われてもいいと思っているのかもしれない。対外的なことを気にする人は、いろいろ考えるじゃないですか。相手がこれを言ったらどう思うか、とか。今この場に適しているかどうかを。 麻倉:心の中を読まれているみたい…(笑)。 コーサカ:自分が思っていることは、すぐに出るんですよ、人間って。でもそれは、対外的なことを気にしていない場合において。俺もそうだしね。だって、人の気持ちって変えられないと思ってるし、どう思われてもいいから、自分の気持ちをすぐに言えるんです。でも、麻倉さんは自分が思ってることをそのまま言うと、波風立てちゃうかも……ってことを気にしてるから止まっているだけで、それは変えないほうがいいですよ。 麻倉:はっずい。 アンジョー:ご自分で仰ったんですよ(笑)。 麻倉:たぶん、答えが欲しかっただけなんですよね……はい、変えません! ◇野外ライブは「雨降ってほしくない」 麻倉:お二人の今後の展望をお聞きしたいです。 コーサカ:俺ら、最初から言ってんのは、このまんま。 麻倉:どこどこに立ちたいとか、そういう具体的な目標は? コーサカ:ないですね。アリーナとか、大きい会場でライブもやったことあるし。でも、それもやりたかったからやったわけじゃない。もしかすると、ジョーさんと俺で、そこは考え方が少し違うかもだけど、大人数の前でライブしたいと思ったこともない、売れたいと思ったこともない。 麻倉:ないんだ!? マジで手段じゃないんですね コーサカ:趣味。なんか面白そうでラップを始めたし。あと、目標を立てるとき、そこにいろんな人が絡むと、自分の思っている以上の目標を立てるんですよ、絶対。でも、それによって発生した軋轢って活動の根幹に影響する。120%出したあと、0になっちゃうなら、100をずっと持続したほうがいい。 アンジョー:そうだね。いろいろ知りすぎてしまったなって。まず、でかい会場を目的に音楽をやっていくのは違う気がすると、自分は結論づけました。 麻倉:それは音的なことですか? 自分たちがやりたいことが、でかい会場だとあまり伝わりづらい? アンジョー:いえ、そういうことだけでなく、マインドの話なんですけどね。 とにかく死ぬまでやりたいっていうのが、俺の場合はそうだし、たぶんコーサカもそうだと思うけど……。 コーサカ:(頷く) アンジョー:とにかく長くやりたい。自分たちから発生するクリエイティブを重要にしたいので、それを地道に頑張った先に、でかい会場でできるようになった、が理想ですね。いきなりジャンプしに行くんじゃなくて、自分達らしく無理しすぎない範囲で一歩一歩という感じ。結果に繋げていくのはなかなか大変なんですが……。 麻倉:いや、でも大きな会場のライブとか埋めてるし。 コーサカ:今度、一緒にシュークリームしましょうよ。 麻倉:えええ! いきなり? やりたいですけど、Vの体ないし……。 コーサカ:それもね、この前ちょっと面倒だったから、Vの体ない人も呼んで、動画を撮ったんですよ。だから、いくらでもやりようはありますよ。 麻倉:えー、本当ですか? ぜひ! でもVの体ほしいなあ、事務所と相談してみます。 コーサカ:あとね、10月に静岡県の掛川でライブがあるんですよ、野外で。 麻倉:野外! 野外ってどうなるんですか? モニターを出す感じ? コーサカ:モニターを持っていくんですけど、昼間だと見えないから、日が沈んでからにしたりとか。あとは、野外ライブは雨も醍醐味みたいな所があるけど、俺らは絶対に降らないでほしい。 アンジョー:マジで晴れてほしいね。 麻倉:掛川での野外ライブって何で決まったんですか? TPRG※2関連? コーサカ:そうですね、掛川でTRPG関連のイベントがあるから行ってみたら、そこの主催の人と仲良くなって。その人がMonsterZ MATEが好きで、掛川の「百鬼夜行」という大きなハロウィンのイベントがあるんですけど、そこに俺たちをいつか呼びたいと言ってくれて。 いろいろな縁がつながって、今回コラボ開催させていただくことになったんです。だから、頑張るのって本当にパワーがいるし、めんどくさいんですけど、今日こうやって何かの縁で、麻倉さんが指名してくれたのも、何かにつながっていく。頑張ってやり続けててよかったなと思います。 麻倉:すみません、うれしい。なんか成功したオタクすぎてヤバい。何かにつながっていくように頑張ります。 【麻倉瑞季による注釈】 ※1 ANYCOLOR株式会社が運営するVTuber/バーチャルライバーグループ ※2 テーブルトークロールプレイングゲーム。会話ベースで物語を作りあげ複数でプレイするRPG。麻倉本人も実はよくわかってない。
麻倉 瑞季