MonsterZ MATEにグラドル麻倉瑞季のガチ相談「オタク口調になっちゃうんです…」
グラビアアイドル麻倉瑞季が、敬愛するVTuberと対談する企画、麻倉瑞季の「あしゃくの異空間」。ボーカリストにして狼男のアンジョーと、ラッパーにして吸血鬼のコーサカによるユニット「MonsterZ MATE」を深掘りする対談。 【インタビュー写真】MonsterZ MATEにグラドル麻倉瑞季のガチ相談(撮影:晴知花) 歌い手として名を馳せていた二人が、VTuberという新たな選択肢を選んだ理由や、麻倉瑞季のマジ悩みにアンジョーとコーサカがアドバイス。VTuber文化を知らない人も注目です! ◇視聴者に「君たちはサムくないよね?」 麻倉:お二人は週にどれぐらいの頻度で会われてるんですか? コーサカ:週1のときもあれば、仕事が多かったり、打ち合わせが多かったりして週4とか。出会ってから14年だもんなあ。しかも友達期間のうち、半分以上を一緒に活動してる。 麻倉:これはイヤだろうな、ここにイライラしてるだろうな……とか、お互いわかりそう。 コーサカ:そうですね。それもきちんと話をするかな。基本的にMonsterZ MATEって、ユニットだけど、ニコイチにならないように、あくまで個と個が一緒にいる状態にしないといけないっていうのは思ってますね。 麻倉:でも、友達から始まって、ビジネスパートナーになるって、ボクには想像がつかない。もし仲違いしちゃったら、友達の関係も終わっちゃう。 コーサカ:たしかに、よく聞く話。うちは最初、同じイベントに呼ばれたときに仲良くなったんです。名前は知ってるけど絡んだことない状態で、コラボ曲が勝手に組まれてて。リハをやったら“はっ! こいつ、スゴい!”って。でも、その驚きを悟られないように「よかったですねー」くらいのリアクションで。本番もすごくて“やっぱり、さっきの驚きは間違いじゃなかった”と思って、帰りの飛行機でめっちゃ仲良くなったのが始まりでした。 麻倉:MonsterZ MATEをやろう! となったきっかけは? コーサカ:Vを見てて面白そうだなって、お声がけいただいたんです。会社が用意したものではなくて、ビジュアルから企画から、すべて自分たちで携われるなら、やりたいと。で、先はわかんないけど、面白そうだけで付き合ってくれる友達って、ジョーさんしかいないわって。 アンジョー:まさにそうですね。“なんか面白そうだね”だけで参加した感じです。 麻倉:歌い手として大優勝してるのに、Vを選んだのは面白そうだから。 アンジョー:あくまで、俺らがやってるクリエイティブの1個。俺は俺という1人のおっさんがいて、そのおっさんがun:cとMonsterZ MATEのアンジョーをやってるだけ。だから、成功しそうだから・してるから、とかで選んだって感覚じゃなくて、全部自分に集約している人生の出来事なんです。 でも、このスタイルができているのって、最初にコーサカと話し合いしたときに、無理なくやろうねって意思疎通ができていたからですね。じゃないと、スイッチしなければいけない存在になっちゃって、たぶん歌い手との両立で苦しんでたと思うんです。 麻倉:たしかに、un:cさんはコンスタントに動画アップしてますよね。 アンジョー:でも並行してやって、死ぬまでやりたいなと思ってます。 麻倉:かっこいい。推す側からしたら、“死ぬまでやろう”と思ってくれてるのがうれしい。どうしても、いつかは引退するのかなとか、卒業するのかなって思っちゃうし。 アンジョー:引退しなければいけない理由が、外部にあるならしょうがないけど、自分の中には無いですね、やめる理由がないから。 麻倉:これはウィキに書いてあったんですけど、「Vのファンはプロレスをわかってくれる」って。 コーサカ:それは俺かな? プロレスファンは武藤敬司とグレートムタを許容しているし、そこに説明はいらない。今の時代、そこをわかってない人に対して「お前、わかってないな」と説明するのも薄らサムいというか。それは、もしかしたら牽制もあったかもしれない。「君たちはサムくないよね?」っていう。 麻倉:ふるいにかけている感じ? コーサカ:郷に入っては郷に従えが正解なんでしょうけど、プレイヤーとそれを観測する人とで歩み寄りがあってもいいなって。もうちょっと近付いてくれても良くない?的な。 アンジョー:たぶん、寄り添いが正解なんだろうけど、それを選択したくないって話かな。 コーサカ:アイドル番組のMCをやってる芸人さんみたいな、超絶スキルが欲しい。 麻倉:グラドルとしての立場から話すと、自分が面白くないんで、芸人さんが頑張るしかない状況が多いですね。だから、自分が良いコメントできなかったときの、芸人さんの必死なフォローに現場では救われつつ、自分の不甲斐なさを感じます。