スーパーで買い物をする時に「かごなし」「かごあり」「カート」の3つで支出は変わりますか? 購買心理や購入金額に与える影響を教えてください!
スーパーでかごやカートを利用した際、ついつい買いすぎてしまった経験がある方は多いでしょう。気づいたら目当てのもの以外をかごやカートに入れてしまっていたということは、買い物でのあるあるといえるかもしれません。 今回は「かごなし」「かごあり」「カート」が購買心理や購入金額に与える影響や、買い物で無駄買いを減らすためのコツを紹介します。買い物に行く際の参考にしてください。 ▼4人家族で食費「月8万円」は高い? 1人当たりの“平均”もあわせて解説
スーパーでの買い物で使用するかごやカートが購買心理や購入金額に与える影響
スーパーでかごとカートを使った場合の、買い物における購買行動の心理と購入金額の違いを解説します。 ■購買心理 買い物かごやカートを持った人は、持たない人に比べて4倍商品を購入するというデータがあるようです。例えば、人間は欲しいものを手に取るときに腕を曲げて引き寄せます。 この行為が体に蓄積されているため、腕を曲げながら買い物かごを持っていると、無意識に購買意欲が高まる可能性もあるといわれています。スーパーに行った際には、あらかじめこれらの無意識の購買行動心理を理解し、必要以上に買いすぎないようにすることが大切です。 ■購入金額の違い かごやカートの利用は、購入金額にも影響を与えるようです。例えば、スーパーにある買い物かごを持たない場合よりも、持った場合の方が約2倍の購買効果があるといわれています。また、かごとカートでは、カートを使用したときの方がお店での滞店時間が長く、客単価も高いという結果もでています。 そのため、かごやカートの有無で購入金額は大きく変わる可能性があるでしょう。買い物かごを持たないときは、手で持てる範囲の商品のみ購入するため、おのずと購入点数は少なくなる可能性があります。 しかし、かごを使用すると、余計なものを入れてしまいがちです。カートを使う場合は、買い物かごの場合に比べて手の自由度がさらに高くなり、重みもあまり感じないため、買いすぎにつながってしまうおそれがあります。