今さら聞けない、新NISAの始め方。プロが語る「月3000円でも始めたもん勝ち」
●格言3:つみたて投資枠では投資信託一択!
投資信託とは、運用のプロがさまざまな対象に投資をする、「幕の内弁当」のような商品。 「どれかが値下がりしても、全体として利益が出るように運用してくれ、分散投資がかないます。迷ったときは、比較的低リスクの全世界をベースに、自分がとれるリスクでより利益が見込める全米や新興国を選んでみて」
●格言4:月3000円の投資でも始めたもん勝ち
投資は“習うより慣れろ”。 「まずは月3000円で始めてみましょう。投資信託の値動き、つみたて投資のメリットがわかるはず。うまくいって増やすおもしろさを経験すれば、今後のお金とのつき合い方が好転しますよ」
●格言5:個別株には手を出すな
初心者は、大きな利益を期待し個別株に手を出さないで。 「個別株は株価の変動が激しく、大きくもうける可能性もあれば大きく損をする可能性もあります。また、まとまった資金が必要でもあり、初心者には不向きです」
●格言6:時間が少ない50代はETFを買うのもひとつの手
運用期間が短い50代は、高収益を狙って成長投資枠でETFを買うのも手。 「ETFとは上場している投資信託で、市場で売買可能。投資ですが、信託なので株より低リスクです。米国や全世界といった海外ETFに挑戦を」 ※この記事は取材時(2024年4月4日)の内容です。投資は元本割れのリスクがあるため、自己責任のうえで投資してください
ESSE編集部