「行く手を阻む全選手をかわした」セビージャ戦でゴラッソ先制弾の久保建英に現地メディア激賞!「彼を止められる者はいない」
現地時間11月3日に行なわれたラ・リーガ第12節で、レアル・ソシエダはセビージャを2-0で下して今季4勝目を挙げたが、チームを勢いに乗せる貴重な先制ゴールを挙げたのが、右サイドで躍動した久保建英だった。 【動画】相手DFを翻弄するカットインから強烈な左足! 久保建英の今季3点目 リーガでは3試合ぶりの先発出場となった久保は、序盤から積極的な仕掛けを見せ、34分にカットインしてマーカーを置き去りにし、コースが開いたところで相手GKが全く反応できないほどの強烈なシュートを左足で放って、今季3点目をゲット。ソシエダは68分にマルティン・スビメンディがファウルを受けて得たPKをミケル・オジャルサバルが確実に決めて追加点を挙げ、このリードを最後まで守り切っている。 久保は80分にシェラルド・ベッカーとの交代でベンチに退くまで、データ専門サイト『WhoScored.com』によればボールタッチ49回、シュート2回(枠内1回、相手DFによるブロック1回)、パス25回(成功20回)、キーパス3回、ドリブル4回(成功1回)、空中戦3回(勝利2回)、タックル3回(成功2回)、インターセプト1回、ボールロスト2回というスタッツを記録した。 自身のSNSに「非常に厳しい状況での勝利。(代表ウィークによる)中断前の2試合に向けて、良い感触を持って挑もう」と投稿した背番号14。そんな彼に対する現地メディアの評価は非常に高く、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は「全てのプレーはセルジ・ゴメスか久保の1対1で終わらせるべきだった」と綴り、背番号14が発揮する効果の大きさを表わしている。 彼の先制弾について「セビージャの隙を突いて久保が活躍。日本人選手に素早くボールが渡ると、彼は(対面する)アドリア・ペドロサが自身の得意なサイドを空けたのを見逃さず、ドリブルで抜け出し、GKアルバロ・フェルナンデスに強烈なシュートを浴びせた」と伝え、3点満点の採点では両チーム最高タイとなる「2」を与えた。 またライブ実況の記事でも、「なんてゴールだ! 日本人選手はサイドからエリア内に斜めに入っていき、シュートを打つと見せかけながらさらに進んでいく。そして、隙間が見えた瞬間、左足でネットに叩き込んだ。レアルが先制、久保の素晴らしいゴールだ」「久保の素晴らしいゴールは、ラ・レアルにとって前半の内容に相応しいものだった」「久保の前半のプレーは見事だ」と、たびたび久保に言及している。
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