「行く手を阻む全選手をかわした」セビージャ戦でゴラッソ先制弾の久保建英に現地メディア激賞!「彼を止められる者はいない」
一方、『as』紙は「今日は自分が試合のベストプレーヤーだったかもしれません。自分に8点をつけてもいいと思います。チームに勝利をもたらすゴールも決めました。それに無失点でした。スタメンの座にしがみつかなければなりません。次の試合も引き続き活躍できると思っています」との久保のコメントを紹介するとともに、「久保は終始、相手守備陣にとって頭痛の種であり、この試合のベストプレーヤーだった」と絶賛して、こちらの採点は単独最高の「3」となった。 他にも、「久保を止められる者はいない」「この試合で最も活躍している」「たびたびセビージャに大きなダメージを与えた」「イマノル・アルグアシル監督率いるチームを勝利に導いた」と賛辞まじりで彼のプレーを伝え、個別評価でも以下のように綴っている。 「彼は悪魔だ。試合開始から交代で退くまで、セビージャの守備陣、特にペドロサを翻弄し続け、この試合を忘れられないものにした。彼は個人技を駆使してプレーを次々と生み出し、自身の魔法の杖を使って素晴らしいゴールを決めた。もうひとつゴールを決めるチャンスもあったし、オジャルサバルへ決定機を提供した」 続いてバルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、久保を「スーパースター」と表現し、「最高の選手。彼の素晴らしいコンディションで完全なリーダーとなった。相手にとって危険な存在であり、チャンスで重要な存在だった。驚異的なゴールを決め、『久保が決めれば問題なし』と言われるように、彼が得点を記録すればラ・レアルは負けない。ペドロサを翻弄し、再び素晴らしいプレーを披露。オジャルサバルへのアウトサイドでの見事なクロスでも見る者を魅了した」と、寸評は終始ポジティブな内容となった。 ソシエダの地元バスクの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、「持ち味であるダイアゴナルのドリブルでラ・レアルをリードに導いた久保は、その行く手を阻む全ての相手選手をかわした」と報じ、10点満点の採点でスビメンディと並んで最高となる「9」を付与し、寸評でもそのプレーと存在の価値を強調している。 「致命的。ラ・レアルにおける攻撃の最も決定的な武器。重要な試合で彼が控えであることは理解できない。彼が関与するたびに、相手チームに大きな危険をもたらしている。素晴らしいゴールを決め、さらに2点目を決めるチャンスもあった。彼は特別な存在であり、チームは彼を必要としており、彼を求めている」 そして最後にサッカー専門サイト『El Desmarque』も、「この試合のラ・レアルで最も素晴らしかった選手だが、それはゴールだけが理由ではない。この日本人選手は最高のパフォーマンスを披露し、セビージャの守備陣にとっては悪夢のような存在となり、何度もファウルで止められた」とポジティブに彼のプレーを総括し、採点はチーム最高タイの「8」だった。 構成●THE DIGEST編集部
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