国民民主代表選に津村・玉木氏出馬(全文1)尊厳死の合法化・子ども手当拡充
Q:党勢低迷を打開するためにどう取り組んでいく?
NHK:すいません、まず最初に幹事社のNHK【オイカワ 00:20:32】から質問をさせていただきます。お2人にそれぞれ伺いたいんですけれども、今いろいろ抱負は伺ったんですけれども、党勢が低迷しているというのが現状だと思います。この党勢低迷を打開するためにそれぞれお2人ともどのような取り組みをしていくおつもりなのか。そしてその取り組みの過程において、お互いの候補とここは私は違うというところがあれば、それを教えてください。よろしくお願いします。 浜口:はい、ありがとうございます。それでは届け出順に津村候補、玉木候補の順でお答えいただきたいと思います。よろしくお願いします。 津村:党勢低迷にどう立ち向かうかということで、1分ということですので端的にお答えしますが、やはりわが党にしか出せない政策というのを明確に打ち出すべきだと思います。先ほど私がマクロ経済政策、アベノミクスの代案というのを出している政策は当然与党内にはいませんし、野党では経済政策、マクロ経済政策を申し訳ないですが、本格的に提案されてる政党はほかに見当たらないというふうに思っています。 それから安楽死のことを申し上げました。こうした政治が取り組まなければいけないテーマ、票にはならないかもしれないけれども、今取り上げなければいけないテーマ、とんがったテーマを私はしっかり訴えていきたいと思います。 残念ながらこれは違いを言えということですから、多少、玉木さんに厳しい言い方をさせていただきますが、ここまでのプロセスではやはり2つの党を束ねるというご努力の中で、必ずしもエッジの効いた、玉木さんからしか聞いたことがないという政策をあまり聞いてないというのが正直な私の印象でございます。 それからもう1つは、やはり党勢拡大のためには、軍資金も必要であります。党の財政とご相談しておりますけれども、例えばこれ、国政選挙の10分の1程度の費用で可能なんですけれども、来年の統一地方選挙でまず弾みをつけるために、私はポスター名刺、びらの作成費、100万円を上限に全額補助するというのを統一自治体議員さんの新しい支援策として掲げました。しかし、これは単に100万円をあげるよということではなくて、一定のルールで国民民主党の政策を掲げるのかあるいはロゴを入れるのか、こういったことは条件とさせていただきながらチームとしてのPR力を増していくというのは、国会議員が今知名度アップをやっていますけども、地域の自治体議員さんにも協力していただきながらしっかりとその費用は負担をしていくと。これは新しい提案です。 浜口:ありがとうございます。では続きまして、玉木候補お願いします。 玉木:はい。まずこの間、執行部として党運営をしてきた中で支持率が十分上がっていないことについては反省をしなければいけないと思います。その意味でいろいろやり始めてまだ効果が出てきていないこともあるので、3つやりたいと思っています。まず年内をめどにPRのプロを正式に党として契約をして、これは相当の資金もつぎ込んだ上で、わが党の効果的なアピール、それぞれのセグメントごとのPR戦略を組んだ上でそれを組織的に、集中的に年内にやっていくということをまず取り組みたいと思います。 その一環として2つ目にSNS対策本部というものを設けて、各議員が特に動画での情報発信。地方議員も含めてそれをお手伝いする仕組みを作って、個々の議員、そして党全体としての情報発信力を強化する、またそれをサポートする体制をしっかり組みたいと思います。併せてネガティブな情報がネット上にあふれていることについても、しっかりとそれに対する対策も打っていきたいと思います。 3つ目に、やはり私たちの党の1つの強みは地方組織がしっかりあることであります。ですから地方キャラバン、農業キャラバン。こういった政策をまとめた上で、その政策について意見を聞いて回る全国キャラバンを組織的に行って、これも年内を集中的に行っていきたいと思いますが、地域を回ると。細かい集会に顔を出して意見を聞き、また私たちの思いも伝えると。こういったことを組み合わせながらやっていきたいと思います。プロにお願いする、SNS対策本部をつくる、地方キャラバンを行う。これは三位一体で取り組んでいきたいと思います。 浜口:ありがとうございました。それでは幹事社以外でご参加いただいた記者の皆さまからの質問をお受けをしたいと思います。やり方を一問一答形式でお願いをしたいと思います。まず最初に社名とお名前をおっしゃっていただいて、どの候補者への質問かが分かるようにご質問をいただきたいと思います。それでは。じゃあ真ん中、中央の方。 【連載】国民民主代表選に津村・玉木氏出馬(全文2)へ続く