甘さ、酸味バランス良し 氷見・灘浦みかん共同出荷
氷見市の灘浦かんきつ研究会は11日、地域の特産「灘浦みかん」の今季初めてとなる共同出荷を行った。10月中旬以降の日照不足で色づきがやや遅れたものの、例年より大きめで甘みと酸味のバランスよく仕上がった。4~5トンの出荷を見込む。 灘浦地区は県内唯一のみかん産地とされ、研究会は26軒で約3千本の宮川早(みやがわわ)生(せ)を育てている。11日は研究会と個人2人が約330キロをJA氷見市宇波支所の倉庫に持ち込み、S、M、Lのサイズと規格外に分類した。 灘浦みかんは丸果高岡青果市場(高岡市)のほか、富山、石川県内の菓子店などに加工用として出荷される。