中森明菜 ファンクラブイベントで神対応“投げキス” 「北ウイング」などメドレー含む11曲披露
歌手の中森明菜（59）が27、28日の両日、都内でファンクラブ向けのイベントを開催した。代表曲「北ウイング」や「TATTOO」などをジャズアレンジするなど、メドレーを含む全11曲を披露。計4公演で約650人の観客を魅了した。 【写真】中森明菜の歌唱曲 「あっき～な～」のコールと手拍子に導かれて登場した中森。白と黒のフリルがついた上着に白のパンツ姿。「ご無沙汰しております」とあいさつし、三方に礼をして投げキスをすると万雷の拍手が巻き起こった。「Re―birth」から約1時間のライブがスタート。「ちょっと緊張しています…」と語る、か細い声と裏腹に、ライブでは力強い歌声を披露した。 特に沸いたのは終盤に「BLONDE」を歌唱した場面。曲が始まると同時に縛っていた髪をほどき、おなじみのウエーブが入ったサーファーカットをなびかせた。ファンからの「可愛い～」の歓声に「ありがとう！」と答えてみせた。 ファンとの交流を楽しんだ1時間だった。最前列の観客から1メートルの距離もないステージで、客席から矢継ぎ早に「エアハグちょうだい！」「投げキス欲しい！」などの声が飛んだ。そんな声を一つ一つ丁寧に拾い、リクエストに応え、「握手したい！」と自ら語りファンと手をつなぐ場面もあった。 今年7月にイベントを開催し、6年半ぶりにファンの前で歌唱した中森。香取慎吾（47）と「TATTOO」でコラボをしたり、ニッポン放送の特番でパーソナリティーを務めるなど活動を本格化させている。「日本一のアイドルの香取さんは、凄く格好良かったです」などと語り交流を楽しんだ様子。ライブのラストは「皆さん、良いお年を過ごしてください」とファンに向け、再会を祈るようにあいさつした。（吉澤 塁）
