日本女子アマで女子プロの卵を総チェック! プロの妹、プロキャディの娘、チーム辻村にジャンボ軍団、タイトルホルダーなど粒ぞろい
女子プロの妹、ツアーキャディの娘、軍団&チームに属する者、タイトル保持者など……、今年の日本女子アマは注目選手が目白押し。そこで上位争いをする選手や話題の選手をピックアップ。最終日は都心から近い名門・我孫子GCで無料観戦しよう!(※駐車場は選手&関係者が利用するため公共交通機関を利用してください)
●3日目首位は練習生の山本優花
2日目、64の8アンダーをマークし、首位と2打差の10アンダーでスタートした山本は3日目も難セッティングのなか、スコアを3つ伸ばしトップに躍り出た。 「優勝して(プロテスト)最終の権利を得て、プロになりたい」 山本は東京ロイヤルGCで練習生として働きながら腕を磨き、2度プロテストに挑戦。今年が3度目の挑戦となる。優勝すればプロテストの1次と2次が免除という大きな特典を受けられる。 2位の鳥居さくらに2打差で迎える最終日。逃げ切って、プロへの道を切り開く。
●2位は古江彩佳の”後輩”鳥居さくら
3日目ベストスコアの68で回り、4位から2位に浮上した鳥居。山本同様にプロテスト合格が目標だ。 今大会に優勝して「プロテストを一発合格したい」。 鳥居は滝川第二高校ゴルフ部3年でOGの古江彩佳が憧れ。粘り強いゴルフが信条の古江にあやかって、2打差逆転を狙う。
●4位タイは「ホールインワン少女」岩永杏奈
昨年の大会でエースを決め「ホールインワン少女」と有名になった岩永。ふだんのゴルフと合わせて7度目の経験だった。あれから1年、ホールインワンを出していないというが、岩永ならばそろそろ出してもいい頃!? ホールインワンは狙って出せるものでもないが、岩永のパー3は見る価値がある。 最終日はトップと7打差でスタートする岩永。パー3の”イーグル”で大逆転優勝できるか!?
●7位タイは下部ツアーで優勝経験の都玲華
都は、今年4月のステップ・アップ・ツアー「大王海運レディス」で史上6人目のアマチュア優勝の快挙を成し遂げた。 最終日はトップと8打差でスタート。 ツアーで見せた実力で最終日挽回なるか?
●同じく7位タイは”ナショチ”のホープ、新地真美夏
今年のナショナルチームメンバーで3日目を終えて最上位の新地。 GDジャパンジュニアカップでは高校の部で18~20年で3連覇した岩井千怜に次いで、21、22年と連覇した逸材だ。 ちなみに、ナショナルチームメンバーはプロテスト1次2次が免除され、最終からテストを受けられる資格を持っている。