純資産4億円超え外資コンサルが語る、タワマン購入で成功する人・地獄をみる人の決定的違い
タワマン価格高騰の波に上手く乗り、資産形成に成功されたのが、マンション好きの外資コンサル氏(@escapejapan2023)だ。以前経営していた会社の売却資金を元手に不動産投資を始め、購入7回、売却2回で純資産は4億円を超えているという。 そんな同氏に、マンション購入で失敗する人・成功する人の違いや、実際に値上がりが期待できるタワマンの実名などを聞いたーー。短期連載全3回の第2回。
自宅マンション購入で最も大事なのは、配偶者との合意形成
自宅マンションの購入で重要なことはいくつかありますが、一つは配偶者との合意形成です。これは最も大事なポイントかもしれません。実際に友人や同僚から、マンション購入や資産性の高いマンションについての相談を受けることが多いのですが、成否を分けるのは配偶者との合意形成がほとんどです。というのも、最終的に配偶者との意見が擦り合わずに成就しないパターンが多いです。なぜなら、資産価値の高い物件と住みたい物件を切り分けて考えなくてはならないのですが、これがなかなか難しいのです。 例えば、資産価値が高い物件を買いたいという方がいたのですが、その方は東横線の日吉駅周辺に住んでいて、配偶者の実家も東横線沿いにあるというので、私は真っ先に武蔵小杉のタワマンを勧めました。その時は良い反応だったのですが、次に会った時には意見が一転していました。その理由は、配偶者が戸建て派だったということと、タワマンに対して間違った認識を持っている方だったからです。多分、ネットに飛び交う様々な間違った情報を読みすぎたのでしょうけれども、タワマンは地震が起きたら上層階から崩れるから下層階は潰されるだとか。(笑)タワマンが崩壊するレベルの地震が来たら、その前に真っ先に戸建てが倒壊していますよと言いたいところですが、我慢しました。 他には、台東区の谷中に住んでいる方から相談を受けて条件的を聞いたところ、手の届きやすい湾岸エリアのタワマンが良さそうだなと思い、勧めたのですが、配偶者が今住んでいる場所が気に入っているから離れたくないということで、結局谷中のマンションを買うことになりました。 このように、配偶者の根拠のないと言いますか、なんとなく嫌だとかなんとなく好き、みたいなことを最後まで乗り越えられず頓挫するパターンをよく見かけます。ですので、資産価値が高い物件と住みたい物件というのは必ずしもオーバーラップするとは限らないと言えます。だから、そこをちゃんと切り分けて考えて尚且つ合意形成ができるかどうか、これが大事です。
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