【今週の数字】モダンリテール編(2/2~2/8): ティームーの広告費1000%増に、ほか
.ad-wrapper,.advertisement,#header-ad-wrapper {display:none !important} 「Notable Numbers of the Week」は、モダンリテールが注目するニュース(2月2日(金)~2月8日(木))を数字とともにご紹介します。 1000%増 ティームーの広告費増加率 広告インテリジェンスプラットフォームのメディアレーダー(MediaRadar)の新しい調査によると、ティームーの2023年1月から11月までの広告支出は前年同期比で1000%も増加した。この期間における広告支出の76%がソーシャルメディアに費やされたのに対して、デジタルディスプレイ広告への支出は13%だったことという。ウォールストリートジャーナル(The Wall Street Journal)によると、ティームーはテレビへの資金投入も増やしており、2年続けてスーパーボウル(Super Bowl)の試合中に広告を出す計画だ(米モダンリテール)。 5000億円 KDDIがTOBでローソン株を取得する金額 KDDIは6日、ローソンにTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。親会社で50%を持つ三菱商事以外の株式を5000億円で買い付けるという。TOBが成立すれば、ローソンは上場を廃止する。非公開化後はローソン親会社の三菱商事と共同経営にあたる(nikkei.com)。 -24% ペロトンの株価下落率 フィットネスデバイスのペロトン(Peloton)の状況が依然芳しくないようだ。同社は2月1日の第2四半期決算発表で、売上拡大や黒字化にはまだ数カ月かかると警告したことから、株価が24%急落した。売上高は前年同期の7億9270万ドル(約1180億円)から7億4360万ドル(約1106億円)に減少。最高経営責任者(CEO)のバリー・マッカーシー氏就任から2年近くが経過し、前進の兆しは見せているが、主要目標にはまだ届いていない。第3四半期の売上高は、ウォール街予想の7億5400万ドル(約1122億円)に対し、7億~7億2500万ドル(約1040億~約1079億円)になると予想している(CNBC)。 18億9000万ドル ウーバーの2023年通期決算の純利益 ウーバー(Uber)は2023年通期決算での純利益が18億9000万ドル(約2811億円)だった。アプリの広告増加やフードデリバリー、ライドサービスの堅調な需要によって、2019年のIPO以来初の通期黒字を計上した。第4四半期の収益は前年同期比15%増だった(WSJ)。(WSJ、ロイター、ウーバー)。 Edited by 戸田美子
編集部