築50年団地暮らし、地味なキッチンをオシャレな快適スペースに変貌させる10の工夫
簡単な工夫でおしゃれなキッチン空間を作る方法
おしゃれなキッチン空間を作る方法は、以下の通りです。 ・インテリアに合わせてカッティングシートを貼る ・キッチン空間の色数を減らす ・家具・家電は人数に適したサイズにする それぞれくわしく見ていきましょう。 ●インテリアに合わせたカッティングシートを貼る 収納扉にインテリアに合わせたカッティングシートを貼りましょう。 剥がせるカッティングシートが市販されているので、賃貸の団地でも使用可能です。 インテリア空間に合わせて、木目やカラーを選ぶとおしゃれなキッチン空間を作れます。 ●キッチン空間の色数を減らす キッチン空間の色数は、少なくしましょう。 キッチンは物が増えやすいため、注意して色数を3~5色にまとめるとスッキリします。 色数が少ない空間はおしゃれで清潔に見えるので、満足感の高いキッチンを作れるでしょう。 ●家具・家電は人数に適したサイズにする キッチンに設置する家具・家電は、人数に適したサイズを選びましょう。 家具・家電が小さくなるとキッチンがスッキリして広く見えます。 50~60歳代の方は、子どもと一緒に暮らしていたときに購入した大きな冷蔵庫や食器棚のサイズの方がいらっしゃいます。 夫婦で2人暮らしの方や1人暮らしの方は、既存のサイズが必要なのか確認しましょう。
現在の日本の住宅事情(令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計結果)
2024年4月30日、総務省より「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」が発表されました。 同調査によれば、日本の総住宅数は2018年から4.2%(261万戸)増となる6502万戸(2023年10月1日現在)でした。 総住宅数は1978年より右肩上がりに伸びており、増加率についても2018年の2.9ポイントから4.2ポイントへ上昇しています。 空き家率も13.8%と過去最高で、900万戸の空き家が存在しているのが日本の住宅の現状です。
まとめ
50~60歳代の方に向けて、団地のキッチンを工夫する方法を解説しました。 キッチン用品を詰め込まず、使用頻度の高いものを手前に置くなどの収納方法や、キッチンワゴンなどを利用して調理スペースを広げる方法があります。 これらの工夫で素敵なキッチンを作るとともに、家事の時間を短縮して快適な暮らしを手に入れましょう。
参考資料
・内閣府地方創生推進事務局「住宅団地の再生」 ・UR都市機構「MUJI×UR団地まるごとリノベーション第一弾スタート」 ・総務省「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」
上永 智史