広島電鉄は燃料費の高騰などを受けて、広島市内の路面電車やバスの運賃を２４０円に変更すると発表しました。 広島電鉄によりますと来年２月１日から電車全線（広島市内線・宮島線）で均一運賃を２４０円に値上げして、路線バスについては広島市内の均一運賃エリアを拡大して、運賃を２４０円に変更。 そのほかのバスについてもバスの運賃を３０円から８０円値上げします。 また、電車全線が乗り放題の「電車全線定期券」を発売するほか、区間や経路の指定が必要ない定期券の発売を行い、利便性やサービスの向上を進めるとしています。 広島電鉄は利用者がコロナ禍前の８割程度にとどまっている一方で、燃料費や物価高騰の影響で、車両を整備する費用や人件費の増加が見込まれることを運賃改定の理由として挙げています。