【山口県高校野球】あすから中国高校野球 下関国際が初日に開星戦
秋季中国地区高校野球大会は25日、島根県出雲市の浜山公園野球場と松江市営球場で開幕する、山口県からは高川学園、下関国際、西京の3校が出場し、頂点を目指す。 高川学園は県大会で3年連続7回目の優勝を果たした。1年の右腕・木下瑛二は130キロ台後半の直球を武器に県大会では準々決勝以降の3試合で先発し、投手陣をけん引。打線は積極的な走塁や小技を駆使し、どこからでも得点できるのが強みだ。 下関国際は2、3回戦と終盤の逆転劇で勝ち上がるなど苦しんだが、準々決勝と準決勝はいずれも2桁得点を奪ってコールド勝ちと尻上がりに調子を上げた。県大会では登板のなかった2年の主戦、伊東尊生がマウンドに戻ってくれば投手陣の安定感が増す。 18年ぶりに出場する西京は主戦、杉岡隆太や攻守の要となる捕手の末次太智ら夏の県大会で主力を務めた選手が健在。打線は末次以外にもシャープな打撃を見せる選手が多い。県大会では3回戦で宇部鴻城、3位決定戦で宇部商との接戦を制する勝負強さも見せた。 1回戦は25、26日にあり、2回戦は27日。11月2、3日に浜山公園野球場で準決勝と決勝を実施。結果は来春の選抜大会の重要な資料となる。