桃月なしこ、主演ドラマで“サレ妻”に…見どころは「不倫モラ夫に対してどう立ち向かうのか」<セイサイのシナリオ>
桃月なしこが主演を務めるドラマ「セイサイのシナリオ」が、12月27日からショートドラマアプリ・BUMPで独占配信中。桃月がインタビューで、主演の喜びや作品の見どころなどを語った。 【写真】桃月なしこが演じるのは夫の不倫とモラハラで人生を壊された“サレ妻女優” ■モラ夫への復讐を誓ったサレ妻女優を演じる 課金型ショートドラマとなる本作で、桃月はサレ妻女優である大鳥明日実を演じる。 元俳優の明日実は、夫・良平(熊木陸斗)の不倫とモラハラで人生を壊されるが、復讐を決意し俳優に復帰。それぞれの思いが交錯していく。 原作は、各マンガアプリで配信中の岩島朋未、SORAJIMAによる「セイサイのシナリオ」。多彩なキャラクターが登場し、それぞれの思いが複雑に交錯する作品で、女性を中心に多くの支持を集めている。 そんなWebtoon作品が今回、ショートドラマ化にともない完全実写化されることになった。 本作を手掛ける制作チームには、日本テレビとGOKKOにて共同運営し、TikTokやYouTubeを中心に展開するショートドラマブランド「毎日はにかむ僕たちは。」プロデューサー、スタッフ陣が集結。 SNS総再生回数は広告無しで15億回超え、TikTok平均再生回数は400万回と、国内ショートドラマアカウント内でトップを誇る当アカウント。これまで数百作品を制作する中で多くの視聴者が笑い、泣き、楽しんできたショートドラマならではの演出、表現は注目となる。 ■桃月なしこインタビュー ――縦型ドラマで初出演、初主演となります。 縦型ドラマ、しかもGOKKOさんの作品は私もよく見ていて、この短い時間についつい続きが見たくなってしまう終わり方を毎話していて、すごいなぁと思っていました。 そんなGOKKOさんと日本テレビさんの共同制作で、主演オファーを頂いた時は率直にうれしかったです。「セイサイのシナリオ」は原作が縦型漫画で、オファーを頂いてすぐに読ませていただいたのですが、元々私が不倫漫画が好きだったのもあって速攻読み終えてしまって。それくらい、原作もとても面白いんです。 ただ今回、私が演じた明日実は見る者を引き付ける演技ができる元女優という役だったので、私にそんな演技できるのかなと不安も大きかったです。ですが、顔合わせ、本読みの時点で制作チームに褒めていただけたため、クランクインしてからは自信を持って、私が明日実なんだという気持ちで、撮影に臨むことができました。 ――役を演じるにあたって、意識したことなどがあれば教えてください。 結婚したことも子育てをしたこともないので、経験ベースで演技をすることはできず、全て想像でしか演じることができないのですが、今まで読んできた数々の不倫漫画を思い出して、サレ妻の気持ちを考えました(笑)。 明日実は良平中心の世界で生きると決め、あまり自己主張をせず控えめの性格の女性です。一方、私は自我が強く自分は自分、相手に合わせることは苦手なタイプなので、明日実とは真逆なんです(笑)。 なので、台本を読みながらも、何でここで言い返さないの!と、もどかしい気持ちになることも多々あったのですが、明日実になっているときはその強さをあまり見せず、最初はなるべく控えめに、その後徐々に自我だったり強さを見せていくといった、感情のグラデーションは意識をしました。 ――作品の見どころ、注目してほしいことなどはありますか? 良平の日々エスカレートしていくモラハラに、ともにイライラしてもらいながら(笑)、不倫モラハラ夫に対して明日実はどう立ち向かっていくのか、明日実、良平、そして不倫相手である桜の三者三様の「セイサイのシナリオ」の結末を、ぜひ見届けてもらいたいです。 ――いつも応援してくれる皆さんに、一言お願いします。 いつも応援ありがとうございます! 皆さんが応援してくれるおかげで、こうして主演という役を頂くことができました。縦型ショートドラマはスマホで手軽に見られるので、移動時間のお供に少しずつでも見ていただいて、ぜひ「#セイサイのシナリオ」で感想を聞かせていただけたらうれしいです。 ■「セイサイのシナリオ」イントロダクション サレ妻女優の復讐劇、ここに開幕――。 人気脚本家・良平(熊木陸斗)と結婚し、子供にも恵まれた元俳優・明日実(桃月なしこ)。だが、幸せなはずの"シナリオ"は、良平の日々エスカレートするモラハラと、不倫相手・桜(横野すみれ)の登場によって崩れ去る。 屈辱と裏切りの中、明日実は再び俳優として舞台に立ち、復讐のための“新たなシナリオ”を描くことを決意する。愛と憎悪が絡み合う物語の結末は、果たしてどこへ向かうのか。 それぞれの思いが交錯する、セイサイの幕が上がる――。