ドッグフードとサプリ、日本ではどう進化している?
犬の健康寿命が年々伸びる昨今、注目されているのがドッグフード。安全が可視化された食材の使用は当たり前、犬種や体質に合わせてセレクトできる時代に。気になる日本&海外の最新フード事情をレポート。 【写真】飼い主の趣向に合わせたヴィーガンや、高齢化に伴う老犬向けフードも増加。最新フード事情
キーワードは、ヒューマングレード。
「最近の傾向は、“猫まんまからの原点回帰”と言えます」と語るのはペトコトフーズや保護犬猫マッチングサイトOMUSUBIを運営する大久保泰介代表。1970年代、人間の残りものを食べる飼い犬が多かったが、その後ドライフードが台頭。利便性はよくても、何が入っているのか見えない不透明さに愛犬家の大久保は疑問を感じたと言う。そこで人間同様、選ばれた食材で、栄養バランスを考えたフレッシュフードを開発。日本では2020年以降、徐々に広まっている。トレンドとして、飼い主の趣向に合わせたヴィーガンや、高齢化に伴う老犬向けフードも増加。ペットを我が子のように育てるペット・ヒューマナイゼーション現象が、ペットフード界にも起こっている。 【大久保泰介/PETOKOTO代表取締役社長】 結婚を機にコーギー犬コルクに出合い、愛犬家に。ドッグフードのあり方をいちから考え、フレッシュフードの先駆けとしてペトコトフーズを立ち上げ。 @taisuke.okubo_cork
ウワウワ
ウワウワのメニューは、料理に使うエナジー水から自家製。食材はもちろん無農薬&自然栽培のもので、化学調味料も不使用。人気の「鹿の重ね煮」は、素材本来の旨味が引き出され、優しい甘味がある。そのほか、ササミ、鶏ムネ肉、鹿肉、砂ズリ、糀菌で漬けこんだジャーキーは腸活にも最適。 ウワウワ tel:03-6433-7875 @ouahouah_tokyo
京丹波自然工房 ジビエ専門 愛犬フードショップ
ジビエで有名な京丹波エリア。この地で長年、一流ホテルや百貨店に肉を卸す専門店がここ。全頭トレーサビリティを確立し、人間用と同じ食肉処理施設で加工した生肉やレトルト、ドライジャーキーなどを販売する。「鹿肉ごはん」は、豊富な栄養素を持つジビエを原材料にしたシグネチャーメニュー。 アートキューブ tel:0771-82-0802 www.kyotogibier.com