トヨタが「新型セリカ」復活宣言!? 次期8代目どうなる? 「セリカ、やっちゃいます。」で話題沸騰! 究極4WD搭載か? 次期に期待するコトとは
このモデルは1987年のデビューに向けて開発が進められていましたが、1986年のツールドコルスでグループBマシン大事故を受けてグループB規定の廃止を決定、それに続くはずだったグループS計画もご破算、222Dはお蔵入りに。 この222Dは「トヨタ究極のラリーマシン」と呼ばれていますが、次期セリカがGRヤリス/GRカローラと異なるラリーウエポンになるためには、これくらい大胆な挑戦は必要だと思っています。 ただ、ミドシップレイアウトを採用すると基本的には2シーターになるはずです。 恐らくラリーウエポンとなるモデルはこれでもいいでしょうが、普通のモデルはそうはいきません、狭いながらも後席は必要でしょう。 ちなみに1995年東京モーターショーに「MR-J」と言うミドシップレイアウト×4シーターのコンセプトカーを発表していますが、現在のパッケージ技術ではこれ以上のスペースを確保できるでしょう。 それはパワートレインの革新が可能にしてくれると思っています。 トヨタは現在2つの新ガソリンエンジンを開発中。これは「BEV最適プラットフォームに収まるエンジン」で、低いボンネットや短いオーバーハングにも搭載できる事が特徴です。 これを応用すれば、ミドシップレイアウト×4シーターも実現できるうえにBEVならばその自由度は更に上がる事はず。 言うなれば「パワートレインのフルチョイスシステム」です。 筆者は現在のトヨタに足りない物は「マルチパスウェイの象徴」だと思っていますが、それは次期セリカが担うべきだと思っています。 となると、モリゾウ氏が想う次期セリカはGRヤリス/GRカローラ譲りの直列3気筒1.6Lターボ(G16E)+GR-FOURで、佐藤社長/中島副社長が想う次期セリカはトヨタの電動ユニットのフル活用(=HEV/PHEV/BEV)がふさわしいかなと。 このように色々と書きましたが、それくらい次期セリカに対する期待値が高いと言うことです。 今回正式にと「復活宣言」をした以上は、我々ユーザーを「アッ!」と驚かせるようなモデルであってほしい、いやそうでなければダメでしょう。 何はともあれ、今後の進展を首を長~くして期待しましょう。
山本シンヤ