【出航】地球深部探査船「ちきゅう」が東日本大震災の起因メカニズム解明する約3か月の調査へ(清水港)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
清水港を母港とする地球深部探査船「ちきゅう」が、東日本大震災を引き起こした地震のメカニズムを解明するため、6日、約3か月間の調査へ出発しました。 6日、宮城沖に向け清水港を出港した「ちきゅう」は、世界トップレベルの掘削能力を持つ地球探査船です。 前回は東日本大震災発生の翌年に海底の震源断層を調査しましたが、それから12年が経過し、地震を発生させる恐れのある「ひずみ」が、たまり始まているかを確認するため、水深 約7000mの海底からさらに1km掘削して調査する予定です。 (海洋研究開発機構 小平 秀一 理事) 「東北地震から13年たって、東北地震を起こした震源断層はどのように力をため始めているのか、あるいはまだそのようなことは起きてはいないのか、しっかり解明していきたいと思っています」 今回の調査は10か国の研究チームが参加する大規模プロジェクトで、調査は12月20日までの約3か月間行われます。