雨の安曇野を"ランスマ" 第10回記念ハーフマラソンに5700人
第10回記念信州安曇野ハーフマラソン(実行委員会主催)が2日、長野県安曇野市の豊科南部総合公園前を発着するコースで行われた。時折、雨が降るあいにくの天気となったが、スタート時には晴れ間がのぞいた。ハーフマラソン(21.0975キロ)に5083人が、ファミリーラン(2キロ)に304組・662人が出場し、市内を駆け抜けた。 ハーフマラソンの一般男子は茅野市の牛山純一さん(40)が、一般女子は川崎市の綾部しのぶさん(45)がそれぞれ1位となった。ファミリーランは、安曇野市穂高の小湊和哉さん(40)と長女・暁葉さん(10)の親子が優勝した。 2回目の出場となった小湊さん親子は、トレーニングとして犬の散歩を兼ねて毎日4キロほど走り込んできたと言い、暁葉さんは「うれしい」と目に涙をためながらほほ笑んでいた。 10回の記念として10位ごとにランナーに記念品が贈られた。大会長を務めた太田寛市長は、出場した多くのランナーや沿道で応援した市民らに感謝しつつ、「この10回大会を20回に向けた新たなスタートにしたい」と先を見据えていた。
市民タイムス