肩こりや腰痛の予防改善、工場従業員に健康講座 三重・菰野町
【三重郡】菰野町は26日、三重北医療センター菰野厚生病院の作業療法士と看護師ら3人を講師に迎え、同町竹成の株式会社デザインアーク三重工場で健康講座を開いた。健康推進計画の一環として地域の基幹病院と連携、働く世代向けの初講座に同社従業員28人が参加した。 「肩こり腰痛の原因と防ぎ方」と題して、作業療法士の櫻井翔さん(37)が映像を交えながら講話した。肩こりは主に僧帽筋を主体とした痛みや張り、腰痛は筋肉が原因の緊張性腰痛がデスクワークをする人に多いとして、悪い姿勢や運動不足による筋肉の血流低下を改善する方法を紹介した。 併せて、固くなった筋肉をほぐすための首や腰、肩、骨盤の体操を指導した。「仕事中の姿勢に気をつけて、肩こり腰痛を予防しよう」と呼びかけた。また、看護師による健康相談もあった。 生産課主任の渡部達也さん(35)は「腰や肩が凝り固まっていたので、大変有意義な講座だった。早速、実践します」と話していた。