【芦屋ボート・ルーキーシリーズ第20戦】中亮太がイン速攻で福岡3場でうれしい初優勝
芦屋ボートの「ルーキーシリーズ第20戦 スカパー!・JLCカップ」は28日、第12Rで優勝戦が行われ、中亮太(27歳、福岡)がイン速攻で快勝。地元初Vでの今年初優勝を飾った(通算3回目のV)。2着に原田才一郎(福岡)が入り、地元の122期でワン・ツー、3着には藤原碧生(岡山)が入り、3連単❶❹❺は1660円だった。 ◇ 福岡支部の次世代を期待される中が待望の福岡3場での初Vを完勝で決めた。枠なり3対3の進入からコンマ11のトップスタート繰り出し、力強く先マイ。一気に先頭に立つと、激しい次位争いを尻目に危なげなくVゴールを駆け抜けた。 「たまらないですね。めちゃめちゃうれしい。芦屋は好きな水面というのはもちろんですが、24場というくくりではなく、いきつけのカフェや公園など全部がいい場所なんです」と〝芦屋愛〟を猛アピールした。 「いろいろと考えて優勝戦はペラ調整と本体整備をして体感は一番よかったです。前節(徳山)、前々節(福岡)と立て続けにFを切ったので怖かったけど、展示でいいスタートがいけたので冷静に決められました。それに優勝戦だけ水面が一番いい状態になってくれたのもよかったですね」 最終日は暴風警報が出るなど朝から風雨に悩まされたが、優勝戦は晴れ間がのぞき風も収まり、パワーアップとともに天も味方。理想のレースが展開できた。 次はGⅠ福岡71周年(12月8~13日)が控えているが「いいターンをして、少しでも舟券に貢献したい」と、同世代相手に完勝した勢いを持って強豪にぶつかっていく。(田中功夫)