浦和が鳥栖MF長沼洋一を完全移籍で獲得「今のチーム状況で移籍していいのか凄く悩みましたが…」
浦和レッズは3日、サガン鳥栖からMF長沼洋一(27)が完全移籍で加入することで合意したと発表した。背番号は「88」となる。 【写真】「レジェンドカップル」「びっくり!」元なでしこ鮫島彩さんが驚きの2ショット披露 サンフレッチェ広島のアカデミー出身の長沼は2016年にトップチームへ昇格。その後、モンテディオ山形、FC岐阜、愛媛FCへ期限付き移籍し、2021年に広島へ復帰した。そして2022年7月に鳥栖へ完全移籍。今季はここまでJ1リーグ戦23試合で4ゴールを挙げ、ルヴァンカップと天皇杯でそれぞれ2試合に出場している。 浦和はJ1第24節終了時点で9勝6分9敗(勝ち点33)の10位。鳥栖は7勝2分15敗(勝ち点23)でJ2自動降格圏内の19位に位置している。 浦和加入に際し、クラブ公式サイトを通じて「シーズン途中での加入ですが、1日でも早く浦和の力になれるよう全力で頑張ります。あの最高なスタジアムで一緒に闘えることを楽しみにしています」と挨拶した。 また、鳥栖の公式サイト上では「今のチーム状況で移籍していいのか凄く悩みましたが、選手個人としてのキャリアを考えた時にチャレンジするのがベストだと思いこの決断に至りました」と説明している。 続けて「サガン鳥栖ファミリーの皆様には、どんな状況でも支えてもらい、熱い応援ありがとうございました。ホームで得点を取った時のスタジアム全体の熱狂がとても大好きでした」と述べ、「これからはサガン鳥栖の長沼洋一ではなくなりますが、サッカー選手長沼洋一を応援してもらえたら嬉しいです。2年間本当にありがとうございました」と感謝の言葉を重ねた。 以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文 ●MF長沼洋一 (ながぬま・よういち) ■生年月日 1997年4月14日(27歳) ■出身地 山梨県 ■身長/体重 178cm/70kg ■経歴 UスポーツクラブU-12-UスポーツクラブU-15-広島ユース-広島-山形-広島-岐阜-広島-愛媛-広島-愛媛-広島-鳥栖 ■代表歴 2014年:U-17日本代表 2015年:U-18日本代表 2016年:U-19日本代表 2017年:U-20日本代表 2018年:U-21日本代表 2019年:U-22日本代表 ■出場歴 J1リーグ:86出場15得点 J2リーグ:92出場2得点 カップ戦:20出場2得点 天皇杯:5出場 ■コメント ▽浦和 「浦和レッズのファン・サポーターのみなさん、はじめまして。サガン鳥栖から加入することになりました長沼洋一です。 シーズン途中での加入ですが、1日でも早く浦和の力になれるよう全力で頑張ります。 あの最高なスタジアムで一緒に闘えることを楽しみにしています。応援よろしくお願いします」 ▽鳥栖 「この度、浦和レッズに完全移籍することになりました。 今のチーム状況で移籍していいのか凄く悩みましたが、選手個人としてのキャリアを考えた時にチャレンジするのがベストだと思いこの決断に至りました。 ちょうど2年前にサガン鳥栖に移籍してきて、とても濃い素晴らしい2年間を過ごすことができました。また選手として大きく成長できたこととても感謝しています。 サガン鳥栖ファミリーの皆様には、どんな状況でも支えてもらい、熱い応援ありがとうございました。 ホームで得点を取った時のスタジアム全体の熱狂がとても大好きでした。 これからはサガン鳥栖の長沼洋一ではなくなりますが、サッカー選手長沼洋一を応援してもらえたら嬉しいです。2年間本当にありがとうございました」