女子プロレス界の未来を担う18歳の美少女スーパールーキーが22分14秒の衝撃のデビュー戦!号泣しながら「プロレスもっともっと好きになっちゃった」
3日、東京都・大田区総合体育館にてマリーゴールド『MARIGOLD FIRST DREAM2025~初夢~』が開催。“スーパールーキー”山岡聖怜(やまおか・せり)が衝撃のデビューを果たした。 山岡は福岡市出身の18歳。小学生からレスリングを始め、中学生時代に全国選抜フリースタイル54kg級2位、高校生時代に全日本ビーチレスリング軽量級1位&最優秀選手賞獲得。兄も元レスリング選手、姉は元レスリング選手でグラビアアイドル(ミスヤングマガジン2021)の山岡雅弥というレスリング一家でもあったが、前十字靭帯断裂のリハビリ後にレスリングの道を諦めて夢だったプロレスラーを目指すことを決意。 マリーゴールドに入団して昨年8月から練習を始め、わずか5ヶ月でデビュー決定。自他ともに認める“スーパールーキー”であり、他の練習生とは違い年始のビッグマッチでデビュー戦を行うという破格の待遇を受けている。 デビュー戦の相手を務めることとなったMIRAIは山岡のポテンシャルを絶賛しつつも「アマチュアとプロは違うので。そこらへんはしっかり厳しく、プロの厳しさを自分が教えてあげようと思います。ちょっと前の練習のときにも、自分は聖怜に『技術の面もまだまだだし、体力の面もまだまだだよ』って言ったんですけど、そこらへんちゃんと努力してる?」と挑発。記者会見の場で“審判のロックアップ”を行い、現在の山岡の力量を見定めたうえで余裕の笑みを見せていた。
試合はじっくりとしたグラウンドレスリングに始まるが、キャリアで勝るMIRAIが圧倒。打撃戦となるとMIRAIの強烈なエルボーで山岡は苦戦を強いられる。 しかし、聖怜も素早い低空タックルからのスパインバスターやサイド・スープレックスといったレスリング技で猛反撃。ブリッジの美しいジャーマン・スープレックス・ホールドを決めた瞬間に15分フルタイムドローを告げるゴングが鳴る。 聖怜はすぐさまマイクを要求し「引き分けで終われるわけねーだろ!延長で!勝敗決めるまでさせろよ!」とデビュー戦で完全決着の延長戦を要求。 延長戦ではMIRAIもギアを上げ、先の試合では見せなかったミラマーレやSSコロンビアwithミケーレといった大技を解禁。山岡も再びジャーマン・スープレックスを決めてみせるが、受けきったMIRAIがミラマーレ・ショックからラリアットで叩き伏せて3カウント。 結果的に敗れたものの、山岡は合計22分14秒のシングルマッチを戦い抜くという規格外のデビュー戦を見せた。
マイクを取ったMIRAIは「おい聖怜、お前ほんとにデビュー戦か?聖怜、悔しいか?めちゃくちゃ悔しいか?プロレスっていうのはな、負けから始まるんだよ。その、悔しい気持ちを、もとに、もっともっと、強くなれ。そして聖怜、またやろう」と激励。 山岡が号泣しながら「デビュー戦負けちゃった。でも、プロレスもっともっと好きになっちゃった。近い将来、私は、プロになってやる。まだ、まだ誕生したばかりのプロレスラー山岡聖怜を、よろしくお願いします」と語ると、MIRAIは握手を交わしながらも「泣いてんじゃねェーッ!」とビンタを叩き込んでプロの洗礼を与えた。