西武池袋本店、開業以来初の全面改装の狙いとは? そごう・西武が説明
同日夜に開かれたオープニングセレモニーに登壇したフォートレス日本代表の山下明男氏は、そごう・西武のスポンサーになってから「極めて順調」と総括。特に若手、中堅社員に対して「新しい、斬新なものに変えていきたいという士気に溢れていて喜ばしい」と評価し、従業員とともに「大幅に設備投資をしてリアル店舗として感動の場を提供する、そういう池袋の館を作っていきたい」と意欲を示した。 また、来賓祝辞ではLVMH モエ・ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパンのノルベール・ルレ(Norbert Leuret)社長が急遽登壇。43年前に来日して初めて百貨店で買い物をした場所が西武池袋本店だったというルレ社長は、「フォートレスから西武池袋本店の新しい話を聞いたときには一緒にやりたいとすぐ考えた」とコメント。「日本の百貨店はすごく頑張っていると思う。日本の百貨店がなければ我々は成功できなかった。日本の百貨店に関わる皆さんにお礼がしたい」と賛辞を述べ、新しい西武池袋本店の姿に対しても「前向きに考えてみませんか」と呼びかけた。 オープニングセレモニーでは小池百合子東京都知事がビデオメッセージを寄せたほか、ピアニストの清塚信也がスペシャルステージを披露し会場を盛り上げた。