17歳フォンセカがソネゴを倒す番狂わせでプロ転向後のツアー初勝利「凄く満足している」 [ATPブカレスト/テニス]
17歳フォンセカがソネゴを倒す番狂わせでプロ転向後のツアー初勝利「凄く満足している」 [ATPブカレスト/テニス]
ATPツアー公式戦「ティリアク・オープン」(ATP250/ルーマニア・ブカレスト/4月15~21日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した17歳のジョアン・フォンセカ(ブラジル)が第6シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を7-6(5) 7-5で倒す番狂わせを演じた。 ~ティリアク・オープン1回戦でシードダウンを演じた17歳のフォンセカ選手~ 一進一退の第1セットで5-4からのサービング・フォー・ザ・セットを落としながらもタイブレークで迎えた6度目のセットポイントをものにしたフォンセカは、すべてサービスキープで進んだ第2セット6-5から3度目のブレークに成功して2時間4分で競り勝った。 ワイルドカードで出場した2月のリオデジャネイロでアルトゥール・フィス(フランス)とクリスチャン・ガリン(チリ)を倒して8強入りしたフォンセカは、予定していたバージニア大学進学を取り消しプロへの道を選んでいた。 「立ち上がりは本当に緊張していて凄く苦労した。でもとにかく自分のテニスをしようと心掛けた。僕は自分のレベルをわかっており、この試合に勝つことができると信じていた」と世界ランク276位のフォンセカは試合後のオンコートインタビューで語った。 「ロレンツォが素晴らしいファイターであることは知っていたから、この勝利には凄く満足している」 プロ転向後のツアーレベル初勝利を挙げたフォンセカは次のラウンドで、アレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)を7-6(4) 4-6 6-1で破って勝ち上がった予選勝者のラドゥ・アルボット(モルドバ)と対戦する。 そのほかの試合では第7シードのヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)、第8シードのペドロ・マルチネス(スペイン)、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)、マートン・フチョビッチ(ハンガリー)、コランタン・ムーテ(フランス)が2回戦に駒を進めた。
テニスマガジン編集部