【12月のガーデニング】初心者でも育てやすい「冬ガーデンの定番花3選」玄関やベランダに優しい癒しのひと鉢を
2023年もあとわずか。せわしい毎日を送るなかでも、リラックスした優しい気持ちになれる瞬間は大切にしたいものです。 【写真10枚】ガーデニング初心者にもおすすめ!クリスマスローズ、ハボタン、パンジー・ビオラ「冬に咲く育てやすい花」3選 冬の寒空の下で鮮やかに咲く花の姿は、私たちに癒しと安らぎを与えてくれます。 仕事納めや正月準備に忙しいみなさんも、花を見ながら心と体を休める時間を作ってみませんか。 今回は、ガーデニング初心者にもおすすめの、お世話しやすくてカラフルな花を参考価格とともに紹介します。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
初心者におすすめ!冬に咲くお世話のしやすい花・定番3選
●【冬の定番花 1】クリスマスローズ 大人シックで華やかな印象のクリスマスローズ。ダークな紫や深いピンクなどのシックな色合いから、薄い黄緑や白などの軽やかで可憐な色までさまざま。玄関先にひと鉢置くだけでとってもスタイリッシュな雰囲気になります。 多くの品種がある中で、一般的に流通しているのはオリエンタリスという系統。同系統でも色や模様の入り方、花の形によってさらに細かく分類されています。 半日陰の風通しの良い場所を好み、開花期は1月~3月。クリスマスローズは、まさに冬ガーデン向けの花です。過湿が苦手なので、庭植えにする場合は植える場所に注意しましょう。強い直射日光が当たる場所も避けて植え付けます。 ※参考価格:クリスマスローズ:800~2000円(3号ポット苗) ●【冬の定番花 2】ハボタン 日本では江戸時代から親しまれ、お正月飾りのメインとしてもおなじみのハボタン。キャベツと同じ、ヨーロッパ原産のアブラナ科アブラナ属の植物です。 近年は品種改良が進み、色・形ともにスタイリッシュに進化中。ロマンティックなバニラカラーや、シックなダークカラーなど、おしゃれなハボタンが増えています。 丈夫な性質で、キレイを長く楽しむことができるのがハボタンの特徴。寄せ植えのメインにしても最適。華やかで見栄えの良いひと鉢が完成します。※参考価格:100~300円前後(ポット苗) ●【冬の定番花 3】パンジー・ビオラ(パンビオ) 鮮やかカラーとキュートな形が魅力的のパンジー・ビオラ。どちらもスミレ科スミレ属の一種です。かつては大きめの花をパンジー、小さめの花をビオラと区別していましたが、品種改良によりその区別は難しくなっています。 近年はこの2つの花は「パンビオ」と総称されるように。ニュアンスカラーやキュートなフリル咲きの定番から大人シックなダークカラーまで、品種によってさまざまな表情を見せてくれます。 パンビオを元気に育てるためには、日当たりと風通しの良い場所で管理するのが大切。表面の土が乾いたら水をしっかりと。キレイな花を咲かせるために、肥料は適宜あげましょう。摘心(※苗の先端をはさみで摘み取ること)をおこなうと脇芽が出て、たくさん花が咲くようになります。※参考価格:100円~300円前後(ポット苗)
玄関先やベランダに「癒しのひと鉢」を
今回は、ガーデニング初心者にもおすすめの、お世話しやすくてカラフルな花を写真とともに紹介しました。 これからの年末年始、大掃除の準備などでホームセンターに行かれる人も多いでしょう。園芸コーナーに立ち寄り、お気に入りの花の苗を選んでみるのも良いですね。 そして、玄関先やお庭、ベランダなどに好みの花を選んで飾ってみましょう。寒空の下で生き生きと揺れるカラフルな花たちに、癒され、元気をもらうことができるかもしれません。
LIMO編集部