「国の根幹である外交や安全保障の仕事をしたかった。天命だと思う」外務副大臣に就任した宮路拓馬氏 「マルチな外交関係」も重視
政府が13日に閣議決定した第2次石破内閣発足に伴う副大臣と政務官人事で、鹿児島県関係では外務副大臣に自民党の宮路拓馬氏(44)=衆院比例九州、4期目=が就任した。 衆院選4選挙区でわずか1勝…繰り返す「政治とカネ」問題、保守王国鹿児島の有権者もついにそっぽ
宮路氏は菅内閣で総務政務官、岸田内閣で内閣府政務官を務めた。副大臣は初めて。直近は党国会対策副委員長として外務を担当していた。「国の根幹である外交や安全保障の仕事をしたいと思っていた。天命だと思う」と受け止めた。 ウクライナ侵攻や中東情勢悪化など安全保障環境が厳しさを増す中、外交力の真価が問われる時期でもある。「戦争を起こさないためには、防衛力を強化し抑止力を高めた上で、戦略的な外交を進めることが不可欠だ。その一翼を担えるのは非常にやりがいがある」と意気込む。日米同盟を基軸に、アジアや欧州、アフリカなど「マルチな外交関係」も重視する考えだ。
南日本新聞 | 鹿児島