衆議院予算委員会では政治とカネの問題で自民党が改正案で廃止とした政策活動費をめぐり、その例外規定について野党側が追及しています。中継です。 立憲民主党の黒岩議員は自民党案で使い道を非公開とする「公開方法工夫支出」について上限額を設けるのか石破首相に迫りました。 立憲民主党・黒岩宇洋議員 「公開方法工夫支出には、上限額はありますか」 石破首相 「上限額はございません」 立憲民主党・黒岩宇洋議員 「使い放題、真っ暗闇の政策活動費と。これでしたらね私はね、むしろ今回の再改正だっていってますけど、改正の改悪だと思いますよ」 石破首相 「これは出してはいけないのだというものより、ものすごく限定して出さないということを我々は提案をしているのであって、それが何で使い放題になるんですか」 立憲民主党の黒岩議員は公開方法工夫支出について「上限がなく、使い放題」と指摘したのに対して石破首相は、第三者によって監査が行われるため使い放題にはならないと反論しました。 また、黒岩議員は政策活動費について来年、予定されている東京都議会選挙や参議院選挙の選挙活動で使うことはないか追及しました。これに対して石破首相は「党として政策活動費をやめる方針を決めた以上は抑制的にやっていく」と説明しました。