大人メイクの「落とし穴」。 老け見えしないための5つのポイント
「自分に合ったメイクが分からない」と困っている方も多いはず。メイク迷子脱出には、使っているコスメやメイク道具を定期的に見直すことが肝になるそうです。ヘア&メイクアップアーティストの広瀬あつこさんに、老け見えを防止する、大人メイクのテクニックを教えていただきました。
脱・老け見え!自分に合うメイクが見つかる5つの方法
「年齢を重ねることで、肌のハリがなくなり、シワやたるみが気になってきます。そうすると、顔が間延びした印象になりがち。それらの悩みをカバーするには、年齢に合ったコスメやメイク道具を使うことはもちろん、大人メイクならではのコツを知ることが大切です」と話す広瀬あつこさん。 メイクのプロに教わった、大人メイクで取り入れるべき5つのコツを紹介します。
ポイント1:間延び顔を避けるために中顔面(ちゅうがんめん)は短くする
たるみで顔が長くなってしまうのが老け顔の特徴です。 「目の下から上唇を結ぶ中顔面(ちゅうがんめん)を短く見せるメイクを取り入れると若返ります。チークや下まぶたメイクをすることで、間延び顔から脱出しましょう!」
ポイント2:老け見えしがちな盛りすぎメイクは注意!
「大人のポイントメイクは盛れば盛るほど老けて見えると心得ましょう! 濃いメイクは避けるのが鉄則です。ポイントメイクに使う色味も、肌になじむナチュラルな色を選びましょう」 40代、50代こそ、もともとの素材を生かしたナチュラル仕上げを意識してください。
ポイント3:ベースを底上げして、肌悩みを解消する
大人世代こそ、ファンデーション前のスキンケアや下地が重要です。 「シミやくすみなど、肌の悩みに合った成分入りのベースを取り入れると、厚塗りも防げて、肌の透明感を引き出すことができます」
ポイント4:メイク道具を“ふわふわ”にするとメイクのりがアップする
「ブラシやパフが汚れたままでは、色がキレイにのりませんし、厚塗りの原因にもなってしまいます」 手間はかかりますが、最低でも週に1度中性洗剤を使って押し洗いをすると、メイク道具本来のふわふわ感が生き返り、メイクのりもよくなります。
ポイント5:毛力(けぢから)をアップして、はっきりした印象をつくる
「コシやハリなど、毛そのものの元気度(=毛力(けぢから))が落ちていくのが40代、50代の大人世代。毛力が減少すると、どうしても顔がぼんやりした印象になりがちです」 マスカラやアイブロウ、アイラインを使って毛量をたすメイクで目元をくっきりさせると、はっきりした顔立ちをつくることができます。
ESSE編集部