横須賀基地配備の米空母、全乗組員に「飲酒禁止令」…乗組員同士のトラブル相次ぐ
米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に配備されている原子力空母「ジョージ・ワシントン」の全乗組員約3000人に、基地内外での飲酒禁止令が出されたことが、基地への取材でわかった。飲酒による不祥事を防ぐ狙いとみられる。 【写真】慶大卒の女性パイロット、F15戦闘機は「大空が自分のものに」
命令は11月26日付で期間は「当分の間」としている。在日米海軍人は午前0~5時の基地外飲食店への立ち入りや飲酒が禁止されているが、空母の乗組員に対しては一層厳しい命令が出されたことになる。
県警によると、空母が入港した11月22日以降、横須賀市内で飲酒した乗組員同士によるトラブルが相次いでいた。基地は命令について「特定の出来事に対するものではない」としている。
クリスマスなど飲酒の機会が増える時期とあり、近くの繁華街では「大きな痛手」との声も聞かれる。