オイシックス・ラ・大地、「売上高3倍」目指す経営哲学の源泉
四季報オンライン
安全に配慮した野菜などを主にネットを通じて販売する国内宅配食品大手のオイシックス・ラ・大地(以下、オイシックス。 3182 )は、宅配食品の成長に加え、M&Aにも力を入れて急成長を遂げてきた。 宅配食品事業では、2017年に非上場企業の「大地を守る会」と経営統合、2018年にはNTTドコモ傘下だった「らでぃっしゅぼーや」を子会社化、2019年にアメリカのヴィーガン(完全菜食主義)向けの宅配食品ベンチャーの「スリーライムズ」も買収している。食品関連業界でのM&Aにも積極的だ。 売上高は2016年3月期の201億5800万円から2021年3月期には1000億6100万円と5年で約5倍に成長し、営業利益は同じ期間に7億7400万円から74億6500万円とほぼ10倍に膨らんだ。成長の秘訣と今後の展望について同社の高島宏平社長を直撃した。
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中野 大樹