コスパ最強と話題のバーミヤン「300円セット」 販売数を2.5倍に伸ばした「驚きのリニューアル」とは
■1000円ほどで超充実のセットが実現 訪問したのは都内郊外の、幹線道路沿いにあるバーミヤン。まだお昼時ではなかったからか、入店待ちはなしで入れました。席の埋まり具合は5割ほどといったところで、好きな席にどうぞといわれたので、店内中ほどのテーブル席へ着席します。 さて、アジフライ・ごはんセットを注文するのは当然ですが、それに合わせる商品に悩みます。しばしメニューをにらみながら、やはり王道メニューをと、バーミヤンラーメンと焼餃子を注文しました。すかいらーくグループはオペレーションの効率化が進んでおり、注文はタブレットで。
注文を終えて、アジフライ・ごはんセットに付属しているスープバーへ向かいます。スープバーといっても、この日にあったのは1種類。醤油ベースと思われるワカメスープでした。鍋の底から念入りにかき回し、浮いたワカメをタイミングよくキャッチしてカップに注いでいきます。 席に戻り、アツアツのスープを味わっていると、バーミヤンラーメンから到着しました。続いてアジフライ・ごはん、焼餃子。なぜか配膳ロボットではなく、全てスタッフが持ってきてくれました。
並べてみると、満漢全席……には遠く及びませんが、日常で味わう小さな幸福としては十分過ぎる絵面です。これが1000円ほどで楽しめるとは、バーミヤン恐るべし。 ■中華料理店のアジフライ、楽しみ方は無限大 まずは焼餃子からいただきましょう。写真を撮っていた間にちょうどいい温度に冷めてくれて、臆せず一口。皮を破るとたっぷりの肉汁が出てきて驚きました。ほぼ羽なしのシンプルな餃子ですが、王道中の王道で、アジフライを食べる前にごはんが進んでしまいます。
麺が伸び切ってしまわないように、ラーメンも適度にいただきながら、ごはんがなくなる前にアジフライもいただきます。大ぶりなアジフライ2枚と、たっぷりのマヨネーズに加え、罪悪感を減らしてくれる野菜が添えられているのはうれしい誤算でした。 中華料理店が出すアジフライの味はどんなものか、気になりながら一口食べると、アジの肉厚さに驚かされました。 揚げ加減もちょうどよく、サクっとした衣と柔らかいアジの身がいいコンビネーションです。マヨネーズを付けてもよし、付属のソースをかけてもよし、2枚あるので食べ終えるまでにさまざまな食べ方を楽しめます。