「推し色」で作る、グリーンの部屋がおしゃれすぎると話題! 簡単にマネできるインテリアテクニックを公開
低めの家具でリラックス感を出す
このスタイリングでは、見た目も使い心地もリラックス感を与えることができる低めの家具を選んでいます。 ハーマンミラーの名作チェア・イームズプライウッドチェアは、HAYとのコラボカラー。はっとするような鮮やかなグリーンです。 すっぽりと身体を支えてくれる快適な座り心地が趣味を楽しむ時間にぴったり。 オールスチールのシェルフはニューブランドKIT のもの。部品が少なく驚くほど組み立てが簡単! カラーはインダストリアルグリーンで、どこか学校を思い出すような懐かしさのある絶妙なグリーンです。幅120cmと、好きなアイテムを並べるのにちょうどよい大きさです。 アクセントには、シボネで扱うドイツのプルポのブラックのセラミック製スツールをセレクト。粘土を手でこねたようなユニークなフォルムが空間にエッジを効かせてくれます。
全体の1割にグリーンの補色、赤やピンクを合わせて
ベースとなるグリーンの色に合わせるものを選ぶときは、やはりカラーコーディネートの基本テクニックでもある「補色」を取り入れるのがおすすめです。 今回はグリーンの補色である赤の花や濃いピンクの小物をセレクト。全体の1割程度の分量を入れています。 そして、今回のようなビビッドなカラーのインテリアにはホワイトの小物もフィットします。アンドトラディションのテーブルランプのように最も明るい色である白を入れると、ハイライトの効果で空間にメリハリが生まれるからです。 このテーブルランプは、オフホワイトのコットンリネンで覆われたシェードにブラックのパイピングが施された、洗練されたデザイン。 小物は異なる素材をミックスして、高低差を意識して三角形が連なるようなイメージで配置していくとバランスよく飾れます。 本を重ねて高さを出して、オブジェを置いてみるのもいいですよ。
求めるイメージに合わせてグリーンを使い分ける
グリーンは自然を連想させるカラーなので、広い面積に使っても圧迫感を感じにくく、空間に馴染みやすいのが特長です。 暖かさも寒さも感じさせない中性色にあたるので、さまざまな色と合わせやすく、季節を問わず楽しめる色なのではないでしょうか。 ・重厚感のある空間にしたい場合は、深いグリーン。 ・爽やかでポップな空間にしたい場合は鮮やかなグリーン。 ・ほっこりしたナチュラルな空間にしたい場合は明るく、くすんだグリーン。 目指す部屋のスタイルによって使い分けるのもよい手段でしょう。 海外のモダンスタイルのインテリアでよく見かけるのは、ビビッドなグリーンの家具を主役にし、そのほかのアイテムはニュートラルカラーにすること。 色のコントラストがつくことで、まるでアートのように家具の存在感が際立ちます。