『デッドプール&ウルヴァリン』R指定映画歴代1位の快挙達成!世界興収が『ジョーカー』超え
マーベル・スタジオ最新作『デッドプール&ウルヴァリン』(全国公開中)の全世界累計興行収入が、現地時間16日時点で10億8,561万6,895ドル(約1,574億円)に到達。2019年公開のDC映画『ジョーカー』(10億7,875万1,311ドル、約1,564億円)を抜き去り、R指定映画歴代1位の快挙を達成した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル145円計算) 【動画】カメオキャスト集結!『デッドプール&ウルヴァリン』最新映像 先月26日に北米公開された本作は、全米ボックスオフィスランキングで3週連続で首位をキープ。全米累計興収は5億1,681万6,895ドル(約749億円)、インターナショナルでは累計興収5億6,880万ドル(約824億円)を突破している。
世界興収10億ドルを突破したマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画は、本作が11本目となる。10億ドルの到達スピードは、『アベンジャーズ』1作目(2012)と並ぶ歴代4位タイの19日となった。
マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは、同作がR指定歴代ナンバーワン映画になったことを受けて、同社の公式Xで声明を発表。「マーベル・スタジオ初のR指定映画を歴代最大のヒット作にしてくれてありがとう。私たちが製作時に注いだ愛情と同じくらい、みなさんがこの映画を愛してくれたこと、とても素晴らしく思います」と感謝をつづった。
また声明文の下には、マーベル/ディズニーが本作で唯一NGを出した薬物(コカイン)の隠語リストが敷かれている。メガホンを取ったショーン・レヴィ監督は、薬物ネタは絶対NGというファイギ社長との会話をそのまま映画のセリフに落とし込んでおり、ファイギ社長は「全ての会話が価値のあるものだった!」と声明でぶっちゃけている。(編集部・倉本拓弥)