88歳ギリシャ人男性がアテネマラソンで完走! 18分記録を縮めたが、最年長記録は…
11月10日にギリシャで行われた第41回アテネ・マラソンで、88歳のギリシャ人男性、プルタルコス・プールリアカスさんが見事に完走し、話題になっている。 【写真】“奇跡の60歳”がミス・ブエノスアイレスに! 参加資格「18~28歳の女性」撤廃で見事優勝 この大会は、紀元前490年のペルシャ戦争の「マラトンの戦い」の直後、フィリッピデスというアテネ軍兵士が勝利を伝えるためにマラトンの戦場からアテネまで走ったとされるコースで毎年開催され、「オリジナルのマラソンコース」として知られている(走者の名前をエウクレスとする説もある)。2004年のアテネ五輪でも同じルートが使用された。 プルタルコスさんがマラソンを始めたのは73歳の時。通常のマラソン(42.195キロ)より長いコースを走るウルトラマラソンに参加していた息子の影響だったそうだ。以来、今大会を含め12回、マラソンを完走している。 今回のタイムは6時間31分。なんと昨年のタイムを18分も縮めたというからさらにビックリだ。 プルタルコスさんは「誰にでもできることです。やりたいと思う気持ちがあれば」とこともなげに言うが、一体どんなトレーニングで驚異の能力を維持しているのか。 毎日4~5キロのランニングを行い、週末には20キロ走る。タバコは吸わず、夜更かしもしない。食事はバランス良く何でも少しずつ食べるという。毎日少量の地酒「ツィプロ」を飲むが、「あれは酒じゃない。薬なんですよ」と笑う。 ちなみにギネス世界記録が認定しているマラソン完走の最年長記録は、同じくギリシャ人のディミトリオン・ヨルダニディスさんが1976年10月10日に樹立した98歳。 ◇ ◇ ◇ 人生100年時代、老け込んでいる場合じゃないなんて人は、以下の■関連記事をどうぞ!