「唇にフィラーを注入し、一生これで生きていく」有名コメディアン(41)が失敗を経てたどり着いた美容整形の現在地
美容整形が当たり前のセレブの世界で、カナダ人コメディアンのキャサリン・ライアンは新風を吹き込む存在。 【写真】アラフィフで母になった「超高齢出産」セレブ一覧 キャサリンはいつだって、胸やボトックスをネタにすることにプライドを持ってきました。そして、そこには、真剣な理由がありました。 現在41歳のキャサリンは、これまでに美容整形のメリット、デメリット、そして醜悪な面を見てきて、人々がより安全な選択をできるように口を開く必要を感じています。ここ数年は、受賞歴もあるフェイシャルエステティシャンのニーナ・バル医師のクライアントとなっていますが、ここにたどりつくまでには紆余曲折があったそう。
「私は若い頃にすごく怪しい唇のフィラーを入れました。それは、私が正しい場所に行くための情報も資金も持っていなかったからです」とキャサリンが語ったのは、バル医師が新しくロンドンにクリニックを開いたときのこと。「素人が半地下で、現金取引でやっているということを聞いて、こう思ったんです。『今やってもらおう、きっと大丈夫。もしうまくいかなくても、数ヶ月で消えるだろう』って。私が21歳のときでした。以来、決して消えませんでした。今もかさぶたが残っています。何を注入されたのかわかりません。シリコンだと思っていますが、わからないんです。悪化しなかったのは幸運です。」 年を重ね、賢くなった今、彼女はこう言います。「正しい美容専門の医師を見つけることはとても大切です。ニーナのところに2015年くらいから行っていますが、彼女には全幅の信頼を置いています。」
近年になり、キャサリンはリップフィラーをしたことについて、ネット上で嫌がらせを受けていますが、それは美しくするためというよりも、修正するためだったと言います。「過去にバル医師がリップフィラーをしてきたのは、少し唇をならすためだけでした。私は、間違いのせいで一生口が少し曲がっていることになるでしょう。それは私がこれほどこのことを公開している理由のひとつです。情報不足だったり、安く済ませようと思ったりすると、どれだけひどい目に遭うことがあるか、もっと知っておく必要があると思うんです。」
施術を受けたことによって受ける自分への評価が心をよぎることがあるとも言いますが、「私は批判には動じません」と微笑むキャサリン。「私の見かけについて陰口を叩きたい人がいるとしたら、自分はコメディアンとして役立つサービスを提供していると思います。批判するのがとても好きな人もいますから、私は彼らがそうやって楽しんでいるかぎりは気になりません。私はラッキーです。“本当に”気にならないから。」
From: Good Housekeeping UK