プロが厳選「2024年に買って良かった文房具」3選! 今や生活に欠かせない“本当に使える”ベストバイ
2024年も、たくさんの文房具を使い、文具メーカーの取材を行った筆者が、生活の中で最も重宝した文房具を3つ選びました。機能的にすごいとか、アイデアが画期的ということ以上に、普段の生活の中で、どれくらい頼りになったかという点を重視して選びました。順不同です。 【新発売】ぺんてるの新シャープペン
◆1:+d「Pli」1100円
まずは、+d「Pli(プリ)」です。フック型のピンなのですが、これ、壁に刺すと、なんと耐荷重約1kgのフックになります。 見た目は、本当に虫ピンを曲げただけなのですが、実際、我が家では、このピンのおかげで壁にウクレレをつり下げたり、額装した絵を飾ったりと、壁面をとても有効に、かつ自由に使えるようになりました。 ピンですから、抜いても画びょうを刺した跡くらいの穴しか開きません。なので、試行錯誤も遠慮なく行えます。ポスターを貼るにも、直接ポスターに画びょうなどで穴を開けるより、パネルにしてつり下げるほうが、壁にもポスターにも破損が少ないので、本当に助かっています。 しかも、フック自体が目立たないので、まるで壁にそのまま張り付いているように見えるのもうれしいポイント。
◆2:トンボ鉛筆「モノワーク 限定色フルブラック」792円
2024年も、たくさんの素晴らしい筆記具が発売されました。記事でもさまざま新製品を取り上げましたし、実際、ゼブラ「ブレン4+S」の0.7mmは常にカバンの中に入れて持ち歩いています。普段遣いの三菱鉛筆「ジェットストリーム」の0.5mmタイプのリフィルは、「ライトタッチインク」に入れ替えました。 そんな中でも、最も多く手に取ったのが、トンボ鉛筆の1.3mmシャープペンシル「モノワーク」です。 「モノワーク 限定色フルブラック」のデザインがとても気に入ってしまったというのもあるのですが、芯径1.3mmで、濃さBの芯の鉛筆よりもなんだか柔らかいタッチに感じる書き味が、本当に気持ちよく、ちょっとしたメモやアイデアラフなど、プライベートな場での手書きは、ほとんど「モノワーク」で書いています。 消しゴムが使いやすいのもポイントで、ラフや伝言メモには、今や欠かせない筆記具になっています。