【ジャパンC】チェルヴィニアは伸び切れず4着 ルメールが語った〝勝利に足りなかったもの〟
[GⅠジャパンカップ=2024年11月24日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2400メートル] 国内最高の1着賞金5億円をかけて国内外の強豪が激突したジャパンCは、武豊騎乗の1番人気がゴール前の接戦を制してV。5度目のGⅠ制覇を果たした。史上3頭目の3歳牝馬による優勝を目指したチェルヴィニア(牝3・木村)は、好位を追走したもののゴール前3頭の争いには加われず0秒4差の4着。オークス、秋華賞に続くGⅠ3連勝はならなかった。 無難にスタートを決めて好位につけると、レース中盤にドゥレッツァが動いても慌てず騒がずポジションをキープ。手応え十分に最後の直線を迎えた。しかし、外から猛然と加速してきたドウデュースとの脚いろの差は歴然。かわされた後も必死に食らいついたものの、前を行く3頭に追いつくことはなく、激しい4着争いを制するのが精いっぱいだった。 ルメールは「ペースが遅過ぎだったけど、ポジション的にはいいところで運べました。直線で一気にペースアップしたときに脚が使えなかったですね。馬自身はよく頑張っているけど、今日は瞬発力が必要でした」と敗因を分析。自身の上がりは33秒4だったにもかかわらず届かないという結果を受け入れていた。
東スポ競馬編集部